【世界の街角から】

パリジャンにも人気がある
四国出身オーナーシェフのうどん店「国虎屋」


パリのオペラ座近辺は観光客やビジネスマンたちで年中にぎわっている。オペラ通りから西へ入ったサンタンヌ通り(rue Ste. Anne)には日本レストラン、ラーメン屋、お惣菜屋などが軒並み並んでいて、さしづめ「日本食街」といったところ。食事時はせまい道を好みのレストランへ向かう人たちでにぎわう。中でもパリジャンに人気があるうどん専門店「国虎屋」は昼時は行列ができるほど。


▲昼時は行列ができるほど人気のある「国虎屋」


▲カウンターの中の厨房も注文に応じて忙しい

この店のオーナーシェフ、細川春夫さんは四国高知の出身。実家も同じ店名のうどん店「国虎屋」を経営している。コシのある麺は店の地下で作って、注文に応じてゆでるという本格派。メニューはきつねうどん、たぬきうどん、カレーうどん、天ぷらうどん,その他など日本のうどん屋にあるメニューと同じ。コシのあるめんやだしのうまさがパリジャンに受ける理由のようだ。


▲自家製のうどんは注文に応じて特性鍋でゆでられる


▲関西うどんの代表、きつねうどん。大きな揚げと麺もフランス人に合わせて多め(11ユーロ,Tax&サービス込み)


▲オーナーシェフの細川春夫さん

「18年前にこの店を出したときはお客は100%日本人でしたね。それが最近はフランス人のほうが多いくらいです。夜なんかほとんどフランス人客です」と細川さん。客席は1階はカウンター席だけで、地下のテーブル席を合わせて約40席。日本でも四国のうどんブームで関西、関東からも夜行バスでわざわざうどんを食べに行く人たちが大勢いるという話題をきいたことがあるが、パリもうどんブームが起きるのだろうか・・・?最近、細川さんは現在の店のすぐ近くに2号店を出した。こちらは夜のみ営業でぐっと落ち着いた雰囲気だそうだ。
「国虎屋」1号店は毎日オープン。午前11時半〜午後10時まで。
39 RUE Sainte-Anne Paris

(リポート・いろもとのりこ)

 



 
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