【世界の街角から】

パリ四方山話あれこれ


*シャワールームが男女一緒のパリ市営プール
パリ市内には市営のプールが38カ所あります。入場料金が大人3ユーロ(約4ドル)と安く、オープン時間も朝7時から開いているところが多いので、ひと泳ぎしてから仕事にでかける人もいるそうです。プールは一般的な25メートルプールですが、初めて行ってビックリしたのは、シャワールームが男女一緒であること。もちろん、水着は着たままで、着替えは1人用のキャビンがずらっとならんでいます。中にはトップレスの女性もいてドキッ。でもだれも気にしていないところが、さすがその道の先進国だと感心したり・・・。しかし、慣れとは恐ろしいもので、2回、3回と行くうちにすっかり「これが普通なんだ」と思ってしまいます。私が行ったのは16区にあるブローニュの森の横にある市営プールですが、システムは多分どこも同じでしょう。えっ、だれですか?「ボクもそのプールに行ってみたい」と言っているのは・・・。残念ながらプール内の写真は禁止でした。


▲飼い主が買い物をするのをちゃんと待っているワンちゃん

*しつけがいいのか悪いのか・・・パリのペット事情
ひところ「パリの街は素晴らしいけれど、道路は犬のウンチだらけ」と悪評判がたって、市がその対策として「犬糞を放置したものは185ユーロ(約240ドル)の罰金を課す」という法律を定めました。しばらくはきれいになったようですが、最近はまたあちこちで残骸物を目にします。先日もパリ中心街のシャンゼリゼ通りでいきなりワンちゃんがポトン。飼い主は知らん顔してさっさと行ってしまったのを目撃しました。これは犬のしつけというより、飼い主のしつけの問題です。そうかというと、レストランやカフェ、市場にも犬連れで来る人が多いですが、この場合は感心するくらい犬はお行儀よく待っています。それと不思議なのは、レストランに犬が入るのはOKなのに、市中の柵のある公園はほとんど犬の散歩は禁止であること。それでなくとも大都市としては公園が少ないパリなのに犬がかわいそう。その点、トロントは犬にとって天国です。どこへ行っても芝生、犬OKの公園があります。


▲柵のある公園は犬禁止が多い


▲パリ中心地、シテ島前のセーヌ河沿いにあるペットショップ。子犬や子ネコのほかにウサギやハムスター、鳥類も売っている。ペットグッズも少し扱っている

さらに不思議なのは犬やネコを飼っている人が多いわりにはペットショップが少ないこと。スーパーなどにはエサやちょっとしたグッズがあるだけです。パリ市内の専門店としてはシテ島付近のセーヌ河に面したところに数件並んでいるのが知られています。トロントや日本のようにペット用のファッショナブルなグッズを売っている店やペット専門のパティスリーなんぞは見かけませんでした。世界に誇るファッションの街だからさぞやワンちゃんたちも着飾ってお散歩を・・・と思われがちですが、意外やそんな犬は全く見かけませんでした。パリジャンは自分のおしゃれで精一杯なのかしら?


▲シャンゼ通リに設置されている公衆電話&パネルタッチ式コンプピューター

*タッチパネル式コンピューター付き公衆電話が登場
最近は世界中で携帯電話が普及したため、公衆電話がすっかり影をうすめてしまいました。携帯電話を持たない人は公衆電話を探すのにひと苦労するということもあります。そこでパリでは公衆電話を復活させるためなのか、タッチパネル式のディスプレイ付き電話なるものが登場しました。今のところはパリ市内の人が多く集まる12カ所に試験的に置かれているそうです。期間は4月半ばから半年間の予定。10分間は無料でインターネットを利用できます。メールのチェックや場所探しのマップ、映画館やレストランを検索するのにも利用できるということ。しかし、実際にやってみると入力した文字が何かの拍子でパッと消えたり、使いこなすのはけっこう面倒でした。でも慣れれば便利かもしれません。ディスプレイの横に備えられている電話は従来の公衆電話と同じ料金で使えます。

(リポート・いろもとのりこ)

 



 
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