【食べある記・モントリオール編】

「自然の食道楽」をモットーに・・・
ケーキ屋さん「Cerise sur le Gateau」


〈 リポート・NICO/モントリオール・ココモン誌より 〉

「ケーキの上のさくらんぼ」・・・視覚に訴える可愛らしい表現。「ご褒美」や「実現のための最後のひと手間」など、幅広い意味で使われますが、モントリオールで「Cerise sur le Gateau=ケーキの上のさくらんぼ」といえば、ズバリ、2011年9月にオープンしたケーキ屋さんのことなのです!


▲「ケーキの上のさくらんぼ」を食べて得した気分に・・・


▲パティシエ Mikael さんと共同経営者でもある奥様 Alla さん

フランスのトゥールーズ出身のパティシエ、Mikael さんは、伝統的なお菓子をベースにしつつ、抹茶や香草を積極的に取り入れるなど、彼独自のお菓子の世界を広げていきます。

お店のモットーは「自然の食道楽」。食事の楽しみは、質の高いものをじっくり味わうことにあるという考えのもと、保存料や人工色素、加工品など一切使わず、小麦粉と砂糖については完全にオーガニックに徹しています。

ふんだんに使用するフルーツは地元産のもの、さらにタイムやレモンバーベナ(Verveine)などのハーブは、自身の畑で収穫したものを使います。地球の息づかいさえ聞こえてくるフレッシュな味わいの源です。

また、アレルギーを持つお客さんのため、グルテンを含まないケーキ類を増やすことにも余念がありません。もう一人のオーナー、奥様の Alla さんと共に、季節毎の自然の恩恵を追求し、お客さんとその喜びを分かち合うのです。


▲ひしめき合うクリームが爽やかなレモンの味を引き出すレモンタルト


▲ブルーベリーとカシスのタルト。フルーツたっぷり、ぜいたくな味わい

人気商品のひとつ、レモンタルト。太陽の恵みを感じさせる鮮やかなレモンの酸味と、とろける柔らかさのクリームの甘みが口中で溶け合う見事なデュエット。タイム入りブルーベリーとカシスのタルトは、各材料本来の味を損なうことなく見事なシンフォニーを奏でます。


▲クリームとシュー生地が丁寧に積み重ねられた「修道女」

お店の名前を冠した「ケーキの上のさくらんぼ」ケーキには、シロップ漬けのさくらんぼが乗っかって「ご褒美」そのもの。シュー生地を重ねる「修道女」(Religieuse)ケーキも大人気。夏にはシュー生地とクリームとトッピングを選んでその場で完成してくれる新しい「修道女」 も登場予定です!

Mikael さんが自然の豊かさを敬い、地元を大切にし、愛をこめて作り上げたケーキ達。今日のあなたへの「ご褒美」にいかが? A Table!

【Cerise sur le Gateau】
■場所:107 Ave. Fairmount Ouest, Montreal
■Tel: 514−658−5620
www.cerisesurlegateau.ca

(2012年6月21日号)

 



 
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