毎年8月の原爆記念日に開催されている「核兵器のない世界をめざすトロント集会」は、今年は8月9日(木)午後6時15分から、ホーリー・トリニティー教会で開催される。ゲストスピーカーとして、国際赤十字で核兵器撤廃運動を推進するイライロ・マイオロ氏が登場し、和太鼓「躍童」や、フルート奏者ロン・コーブ、創価学会インターナショナル青少年合唱団が演奏する。
また、併行して被曝写真展と被爆者自身が描いた絵画展がトロント市役所で8月8日(水)から11日(土)まで開催される。いずれも入場は無料。
今年は、広島市の平和推進局から核兵器のない世界を願い2万羽の千羽鶴が、トロント市長や市立・公立学校へ寄贈された。
■核兵器のない世界をめざすトロント集会
・2012年8月9日(木曜日)午後6時15分
・ホーリー・トリニティー教会
10 Trinity Square, Toronto トリニティースクエア(イートンセンター西側裏)
・イラリオ・マイオロ(国際赤十字) 核兵器のない世界へ向けて
・ペギー・ナッシュ(国会議員) パークデール・ハイパーク地区選出
・ザル・カサマリ(トロント宗教者協議会会長)
・日系二世ジョー・オーホリ氏が原爆被爆者を代表して広島市の平和宣言を読み上げ、作家ジョイ・コガワ氏が長崎市平和宣言を読み上げる。
・音楽演奏:和太鼓「躍童」、レイジング・グラニーズ(歌う怒れる婆さまたち)、創価学会インターナショナル青少年合唱団、ロン・コーブ(フルート)
2012年度参加団体:カナダ平和を求める女性の声の会、日系文化会館、トロント憲法九条の会、国際反核医師の会、平和のための科学の会、トロント地区宗教者協議会、核兵器に反対する退役軍人の会
詳細はウェブサイト参照
www.hiroshimadaycoalition.ca
■広島長崎被曝写真展と生存者作品展
トロント市役所において8月8日(水)から11日(土)まで開催
1945年8月の広島と長崎への原爆投下が与えた被害がどのようなものであったかを撮影した写真と被爆直後の模様を被爆者自身が描写した作品展がトロント市役所一階ロビーで開催されます(入場無料)。
広島、長崎で投下されたのは重量10〜20トンの原子爆弾でした。しかし、今日の核弾頭一個は、ゆうにその50倍から100倍の破壊力があるとされます。世界には約2万発の核弾頭が現存しています。その大多数は、米国、ロシア、中国、フランス、英国、インド、パキスタン、イスラエル、そして、おそらくは北朝鮮も所有しています。
もし今日、アジアの一地域に限った核戦争が起きたとしても、その被害者は500万人から3000万人に及び、地球全体に与える影響は、10年以上にわたる気温低下とオゾン層破壊が予想されます。
地球資源の枯渇が叫ばれ、飲料水、食料、燃料の不足が問題となっている今日、私たちは核兵器の脅威の下で生き続けることを選択肢にしてはいけないと主張します。
〈 文責・田中裕介 〉
(2012年7月12日号)
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