【原発被災】

福島に取り残された「動物たちの写真展」
池端ナーサリースクールで開催、大盛況!


9月9日(日)、トロント日系文化会館(JCCC)にある池端ナーサリースクールの園庭や周囲の駐車場で東日本大震災で福島に取り残された「動物たちの写真展」が開催された。これは日本で動物の救護活動をしているグループが東日本大震災で原発事故の後、福島に取り残された動物たちの救助を行うため立ち上げたグループ「福島原発被害者支援活動」の協力によって実現したもの。このグループは日本各地で同様の写真展を行い、動物の救済活動をしている。


▲福島に取り残された「動物たちの写真展」会場


▲写真展会場に掲示された日本地震動物救援会(JEARS)のロゴ


▲展示された写真に見入る人たち


▲「ワンちゃんのキス、1回5ドル」で寄付を集めるブースも・・・


▲「見捨てられた命を救え!」と題する本も販売。今回の写真展はこの本の著者、星広志さんの作品を借りた

今回、このイベントを開催することになったきっかけを池端ナーサリースクールの園長、池端友佳理さんは、「最初は Face Book で福島の原発事故のため動物たちが取り残された悲惨な状況を知り、ショックを受けました。動物好きの私や息子の健人(けんと)となんとか自分たちで協力できることはないかと考えたのです」と語る。


▲写真展の開催に携わった池端友佳理さん(中央)、健人さん(右)、アレキサンドラ・ジマーマンさん(左)

今年8月に健人さんが実際に福島に行く予定だったが、それができなくなってその代わりに今回のイベントを開催することになったという。池端友佳理さん、夫のマークさん、健人さん、健人さんの友人アレキサンドラ・ジマーマンさんの4人が中心になって実現に向けて奔走したのである。写真は支援グループからDVDを送ってもらって、トロントで紙焼きしたり、アメリカ在住の同志から写真そのものを郵送してもらったりして使用した。


▲原発事故後の福島の動物たち写真展より「がれきの中の犬」


▲放射能防護服の係員が道路をさまよう犬を保護


▲被災地で生まれた子犬


▲救出された猫


▲ダチョウ


▲豚


▲牛


▲このワンちゃんは目の前にあるエサ欲しさに金網に首を突っ込んで亡くなってしまった


▲すっかりやつれた姿に胸が痛む


▲誕生日のケーキです!


▲被災地には「動物救護隊」の大きな看板が・・・

この日は好天に恵まれ、大勢の人たちが参加し、悲惨な動物たちの写真に見入っていた。また、イベントに協力する意味でベークセールやフリーマーケットなどのブースが24、出店してこちらもにぎわっていた。ブース出店者からは売り上げの一部が寄付された。さらに「原発反対」の署名運動なども行い、多くの人たちが署名に協力した。
今回集まったお金は総額3,700ドル。池端友佳理さんが日本の動物愛護団体に送金することになっている。また、「飼い主と離ればなれにならざるを得ない状況の動物たちを保護し、面倒を見ているNPO団体にも寄付をします」とのこと。今後もこうした活動は続けていき、トロントの動物愛護家たちにも訴えかけていく予定という。

■今回のイベントに協力してくれた3団体
・星ファミリー
https://www.facebook.com/NGO.Hoshi.family

・Japan Earthquake Animal Rescue and Support
https://www.facebook.com/AnimalRescueJapan

・ニャンダーガード
http://nyanderguard.org/

※この活動に興味のある方は、池端さんまで連絡を。
TEL:416-510-1441 / Website : www.ikebatanursery.com

(2012年9月13日号)

 
 


 
 
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