【食べある記・トロント編】

もうひとつのフリーダ展覧会場?!
メキシコ料理店、frida(フリーダ)


トロントのアートギャラリー・オブ・オンタリオ(AGO)では、現在、メキシコの国民的画家、FRIDA & DIEGO 展覧会が開催されていて話題になっている。ということもあって、名前にちなんでメキシコ料理店「frida Restaurant & Bar」を紹介しよう。地下鉄エグリントン・ウエスト駅から東に歩いて4〜5分ほどのエグリントンに面したバサースト通りとアレン・ロードの間にある。


▲frida レストラン。メキシコのフリーダ・カーロ博物館になっている生家「青の家」にちなんで、外装はブルーに・・・

「frida」がオープンしたのは5年前。メキシコ人オーナーシェフが大のフリーダファンであるところからこの店名をつけたそうだ。店内のいたるところにフリーダの写真やフリーダ風作品が飾られている。地下のトイレまで作品展は続く。まるで「もうひとつのフリーダ展」のようだ。筆者もフリーダファンのひとりで、映画「FRIDA」はもちろん見ているし、メキシコシティー近郊コヨアカンにある生家のフリーダ・カーロ博物館まで訪れた者としては、逃せないレストランである。


▲付き出しのホームメイド・クリスピーコーンチップスとグリーン&トマトソース


▲おつまみチップスのラムのオアハカチーズ焼き

料理は、洗練されたおしゃれなメキシコ料理で、味は上々。メニューもバラエティーに富んでいる。ちょっとしたおつまみ(Little Bites)にはナチョス風の皮にいろいろな材料をのせたものが1個2〜3ドルで楽しめる。


▲海の幸、セビッチェ

前菜のオードブルには定番のグアカモーレ(アボカドペースト、コーントルティア付き、8ドル)やセビッチェ(エビ、ホタテ、ムール貝など海の幸のマリネ、16ドル)が人気がある。


▲チキンのバナナの葉包みスロークック「Pollo Pibil」

メイン料理には本格的メキシコ料理がズラリ。ジャンボシュリンプやメキシコ独特のチキン料理が楽しめる。バナナの葉に包んでスロークックした「Pollo Pibil」はジューシーでやわらかい鶏肉とソースがマッチした絶品(ハーフチキン24ドル)。ほかにラムや牛の料理もある。
もちろん、メキシコ料理のポピュラーメニュー、タコスやトルティーヤも中身の材料をいろいろ変化させたものがそろっている(9〜13ドル)。また独特のチーズ料理もあり、チーズ好きにはたまらないだろう。


▲チュロス


▲フラン

デザートにはメキシコの庶民的お菓子、チュロス(ゴートミルク・キャラメルソース入り)やフラン(メキシコ風プリン)、チーズケーキ、ライスプディング、メレンゲなどいずれもホームメイドの味がたっぷり(6〜7ドル)。
サンデーブランチメニューのタコスには豆またはサラダがついて9〜12ドル。フリーダバーガーという特別メニューもある。 お酒はテキーラ入りライムマルガリータをはじめ各種マルガリータ、フリーダカクテル、サングリア、ワイン、メキシカンビールなど好みのものを選ぶことができる。


▲トイレにもフリーダの作品が展示されている

フリーダファンでなくても、メキシコへ旅をした雰囲気が味わえ、料理、そしてサービスも親切・丁寧なのがうれしい。暖かい季節には中庭にパティオ席が設けられる。なお、AGOの「FRIDA & DIEGO 展覧会」は2013年1月20日まで開催されている(「お出かけガイド・AGO」をご覧ください)。

■ frida Restaurant & Bar
999 Eglinton Ave. West, Toronto (お店のすぐ隣りに市営駐車場あり)
Tel:416-787-2221
・オープン時間:火曜〜土曜午後5時〜10時、日曜サンデーブランチあり、月曜休み
www.fridarestaurant.ca (ウェブサイトから予約ができる)

〈リポート・いろもとのりこ〉

(2012年11月22日号)



 



 
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