【バンクーバー】

日系センター「日系祭り:日系の心」
タレントショーにも人気集中!


今年、BC州バーナビー市の日系センターで、「日系祭り・日系の心」と題する新しい祭りが誕生した。すでに日系コミュニティーでは30年以上続く「パウエル祭」や日系企業が中心となった「ジャパン・フェア」などの大きな祭りイベントがあるが、8月31日と9月1日に開催された「日系祭り:日系の心」は、日本文化紹介はもちろんのこと、売店やショーなどのほかに、家族ぐるみでゲームを楽しみながら日本の祭りの雰囲気を体験できる場として、また、募金も行えるイベントとして日系プレース基金が企画・主催したものである。


▲「日系祭り:日系の心」会場風景

一般の祭りイベントと一味違ったプログラムとして注目を集めたのは、「Nikkei's Got Talent !」と名乗るタレントショーであった。約60名の応募者の中からオーディションで選ばれた20名が2日間にわたってダンス、歌、ピアノ、ヒップホップ、ギター、弾き語りなどで競い合い、専門家を含む5人の審査員や、観客からのインターネットやテキストを使っての投票で入賞者を決めるという企画である。


▲タレントショーで優勝したダンスの嶋田桃子・おざきあきこグループ


▲タレントショー準優勝のエリアス・タイソン・ヴェネガス君。ナット・キング・コールの「ルート66」を素晴らしい声量で歌った


▲華やかで可愛いポンポンダンスのジョイアス・スターズ


▲洗練されたダンスを披露したエマ・ホールちゃん


▲モダンダンスの山縣ゆりかさん

審査の結果、ストリート・ダンスで優勝した嶋田桃子・おざきあきこグループに500ドルの賞金、準優勝のエリアス・タイソン・ヴェネガス君は200ドルの賞金を獲得。タイソン君は祭り初日の8月31日に8歳の誕生日を迎え、会場からバースデーソングが送られた。最終選に残った10組は甲乙つけ難いタレント性のある演技を見せてくれた。

「日系祭り:日系の心」の会場内は下町の祭り風景を思わせる装飾、照明、配置など実に見事にであった。
キッズ・ゲームでは金魚すくいを真似てのスーパーボールすくい、ヨーヨー風船を吊り上げるヨーヨーつり、千本引き、射的、輪投げ、風船ダーツ、ビーンバッグ投げ、ボウリング、ミニゴルフなど子供たちの教育と安全性を考えたゲームとのこと、多くの家族が参加し好評であった。


▲ミニゴルフ


▲レゴ・モデル


▲千本引き


▲スーパーボールすくい


▲バイオリン芸人


▲ゲームコーナー

飲食部門では、おでん、たこ焼き、サーモン弁当、かき氷、焼きそば、餃子、おにぎり、焼き鳥、寿司など。そして酒テイスティングのコーナーや小さいながらビヤガーデンも設置。駄菓子屋はけっこう大人にも人気だった。日本の小物、着物、お面などの店も設置。

そのほかの催しとして、オープニングの鏡割り、山椒太鼓、獅子舞い、子供神輿(みこし)、インナーリング・サーカス、ギター演奏、ハープ演奏、桂三輝(かつらサンシャイン)の英語落語、盆踊り、バンド&ダンス、ちび太鼓、日本舞踊、琴、沖縄太鼓、バイオリン、庭園でのゲートボールなど盛りだくさんのプログラムで、二日間の開催に約8,000人の家族連れでにぎわった。この祭りは6カ月前から準備を始め、150名を超えるボランティアと20名の実行委員らが活躍した。

〈 リポート・妹尾 翠 〉

(2013年9月12日号)



 



 
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