【世界の街角から】

タイのリゾート地、プーケット(後編)
ファンタシー&プーケット島内観光


〈 トロント 松井祐実・記 / 写真撮影: Richard Severin 〉

幻想的で豪華絢爛「ファンタシー」ショー

ジェームスボンド島観光の次はプーケット最大のカルチャーテーマパーク「Phuket FantaSea」(プーケット・ファンタシー)へ行くことに。宿泊したパトンから45分ほどのところにあるカマラビーチにある。約140エーカー(約56万平方メートル)の敷地にたくさんの建物が建てられていて、東京ディズニーランドよりも広い敷地に作られていることもあり、期待を膨らませて行った。

ホテルから送迎バスに乗ると、すでに満席状態であった。到着すると、たくさんの人たちがチケットを購入するために並んでいた。大変人気のあるアトラクションのようだ。
ショーは午後9時に開演。その前に私たちはディナーが含まれていたので、6時からオープンのレストランへ行くが、とても広い敷地内なので、たどり着くまでに結構な時間がかかった。


▲ビュッフェ・レストラン。きらびやかなゴールドを使っていて、ゴージャスな感じ

レストランの建物はとてもきらびやかな金(ゴールド)を主体にした造りで、たくさんの人数を収容できるようになっている。タイ料理を中心にしたビュッフェ形式である。味は可もなく不可もなく。食事が終わってもショーまでにまだ1時間30分ほどの時間があったので、お店などを見て歩くことにする。タイの民芸品やゲームコーナーなどもあった。


▲立派な劇場「象王の宮殿」

3,000人収容可能な大シアター「象王の宮殿」は結構な迫力のある建物である。周りには象が歩き回り、有料だが象に乗ることもできる。8時ごろからシアターには人が並び始め、長蛇の列ができる。このシアターではカメラ持ち込み禁止なので、カメラを持っている人はカメラ預かり所に預けなければならない。シアターに入るまでの間、いずれも有料だがホワイトタイガーや象などと写真撮影ができたりする。


▲ショーの開演。出演者150人と大掛かりで、伝統舞踊などのダンスは見もの(写真提供:FantaSea)


▲出演するたくさんの象。よく訓練された象たちが見せてくれる踊りは一見の価値がある(写真提供:FantaSea)

ショーの内容はカマラ王国という伝説の王国の王子と象が織り成すファンタジーショーで、最先端のテクノロジーと特殊効果を駆使した幻想的な豪華絢爛なショーである。出演者は約150人で、そのダンスは素晴らしく、さらに象を約30頭使ったショーは迫力満点である。
それ以外にもサーカス、マジック、イリュージョン、そしてタイの伝統舞踊が織り交ざった1時間15分のショーである。プーケットに行くのなら一度は見る価値はあると思う。

プーケット島内観光

プーケット島自体はあまり観光するところがないと思っていた。宿泊したパトンビーチ周辺はビーチが中心なので観光といった場所はない。だがパトンから車で40分ほど南へ行くと島最南端にたどり着く。そこにはプロンテップ岬があり、ここでとてもきれいな夕日が見られるそうで、地元の若者たちのデートスポットになっている。このあたりを海岸に沿って車で走ると、何カ所か展望台がある。


▲プーケット島の最南端、プロンテップ岬。夕日がたいへん美しいと地元民には人気の場所だとか

さらにどんどん北上し、島の北東から山をどんどん登っていくと、山の上にそびえ立つ「ビッグ・ブッダ」が見えてくる。たくさんの人がこの大仏様をお参りに、観光に来ていた。さらに島の中心部にはシャロン寺院という島で最大のお寺がある。敷地が広く、建物もいくつかあるが、一般公開されているのは、本堂と僧侶が寝暮らした場所を今に再現し保存してある別棟のみだ。 この寺院に祭られているのは、1876年、錫(すず)鉱山で働いていた中国人労働者と、地元の人との争いを鎮めたということで歴史上名高い高僧ルアン・ポー・チュアムとルアン・ポー・チャングだそうだ。


▲高さ45メートル、幅25メートル、白大理石で建造された大きな仏像「ビッグ・ブッダ」。丘のてっぺんに建っているため眺めは抜群


▲シャロン寺院敷地内に建つ仏舎利塔。最上階には釈迦の骨が安置されているといわれる

お寺から車で15分ほど行くと、観光客用にカシューナッツ工場や蜂蜜工場などが立ち並び、誰でも自由に入ることができる。試食がたくさん出来るようになっていて、お土産もここで買うことができる。


▲カシューナッツ工場前に置かれているカシューナッツの模型

その後、私たちはプーケット島東のほぼ中央に位置するプーケットタウンへ。プーケットタウンは島の人口の3分の1の人が住んでいて、行政機関、公共施設、大型デパートなどが集まっている。あまり時間がなかったので、プーケットタウンを見て回ることはできなかったが、大型デパートのセントラル・フェスティバルへ行って見た。
実は、このセントラル・フェスティバルから車で15分ほどのところに「タラートターイロット」と呼ばれるウィークエンドマーケットがあり、私たちはここが目的でプーケットタウンに来たのだ。夕方4時30分からしか開いていないとのことだったので、デパートで暇をつぶした。


▲プーケットタウンにあるウィークエンドマーケット「タラートターイロット」。広大な場所にたくさんの屋台、お店がひしめき合っている。ここでは買えないものはないくらい、いろいろなものが売っている

このウィークエンドマーケットはプーケットでも最大級だという。地元の人が中心で観光客は少ないということ、値段がとてもリーズナブルということを聞いていたので、とても楽しみにしていたが、欲しい物にめぐり合えず、ぐるぐると見て回るだけで終わった。
1日8時間で車とドライバーをチャーターして、4人で1,200バーツ(約40ドル)と、とてもリーズナブルに観光ができ、充実した1日であった。(おわり)

(2013年10月31日号)



 



 
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