【世界の街角から】

世界の観光地、あこがれのハワイ(1)
まずは定番のショッピング事情



〈 トロント 松井祐実・記 / 写真撮影: Richard Severin 〉

4月にハワイ・ホノルルへ1週間行って来た。飛行機とホテルが含まれたパッケージツアーである。ハワイは初めてなので右も左もわからないまま、とりあえず、ホノルル国際空港からたくさんあるシャトルバス会社の中の1つを選び、ワイキキにあるホテルへ向かう。


▲ワイキキビーチ

ホノルルには地元の人たちが使う公共機関「ザ・バス」と、観光用に使われるピンク(ショッピング)、赤(歴史観光)、緑(ダイヤモンドヘッド観光)の3ルートのトロリーバスがある。ピンクバスは主にショッピング用なので、各主要ホテル付近に止まり、アラモアナ・ショッピングセンターが終点である。広大なアラモアナセンターにはたくさんのお店が入っていて、ショッピング、レストランには楽しいところだ。


▲ワイキキ周辺のホテルを回りながらアラモアナ・ショッピングセンターへ行くピンクトロリーバス

宿泊したホテルのカードキーを使うとピンクのトロリーバスだけは無料で乗車ができたので、私たちはほとんど毎日のようにこのピンクバスを使ってアラモアナセンターに行っていた。アラモアナセンターには日本の食料品店も入っていて、日本のものがとても豊富にそろう。

アラモアナセンターから徒歩で10分ぐらい行ったところには、ドンキホーテという日本のディスカウント店があり、ここでは日本の食料品はもちろんのこと、ハワイのお土産も豊富にそろう。しかもいろいろな種類のお酒がとても安く買える。この近くには、ウォルマートもあり、とてもリーズナブルな値段でお土産を買うことができる。

ホテル付近にはキングス・ビレッジというヨーロッパを思わせるきれいな建物があり、中にはレストラン、洋服、靴屋などが入っている。そしてその中には1930年代から1960年代のハワイビンテージのおみやげや、コレクションを集めたミュージアム、キングス・ガード・ミュージアムがある。

見逃せないのが、毎日午後6時15分から 行われる 「キングス・ガードの衛兵交替式」。キングスガードは1875年にキング・カラカウアのハワイアン・ロイヤルパレス・ガードが着たレプリカのユニフォームを着て登場する。ハワイの旗を降ろした後に行うガードのライフル銃による壮観なエキシビジョンは見ものである(無料)。


▲キングス・ビレッジで毎晩開催されるキングスガード交替式。見ものである

また、このキングス・ビレッジでは毎週月曜と金曜午後4時から9時まで、ちょっと遅めの時間帯のファーマーズマーケットが開かれる。地元の農家で採れた新鮮な野菜や果物、お菓子、ローカルの食べ物「アヒポケ」などが手頃な値段で買える。アヒポケはマグロの刺し身にごま油やしょうゆなどの調味料を混ぜたもので、とても日本人の口に合う。特にご飯と一緒に丼(どんぶり)にして食べるととても美味しい。


▲ファーマーズマーケットでは新鮮な野菜や果物、お菓子などが手頃な価格で手に入る


▲マーケットで購入したローカルフード、アヒポケ。マグロの刺し身にごま油、しょうゆなどの調味料で味付けしてあり、ご飯と一緒に食べるととても美味しい

アヒポケ以外にもいろいろな魚介類を使ったポケがあり、このポケはどのスーパーにも必ず置いてある。地元の人にとっては欠かせない食べ物のようだ。もうひとつ欠かせない食べ物は「スパムむすび」。ご飯を俵型に握って、その上に焼いたスパム(ランチョンミート)を載せ、真ん中に海苔(のり)を巻いたもので、これも地元民が必ずと言っていいほど、スナックとして食べるという。


▲もうひとつのローカルフード、スパムむすび。これも日本人の口によく合う

この「スパムむすび」は、サイパン、グアム、沖縄へ行ったときにも見かけたことがある。アメリカ軍がかかわった所で発明された、アメリカ食と日本食との結合食であることが伺える。(来週号に続く)

(2013年11月14日号)



 



 
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