【お店探訪・モントリオール】

美しい編み物に囲まれたサロン・ドゥ・テ
「La Maison Tricotee」



〈 リポート ニコ・フジタ 〉

モントリオールの長い冬が今年も幕を開けました・・・。でも!寒さの苦手なニコが入り浸りになりそうな、体も心も温まる隠れ家を発見! 今年9月にオープンしたばかりの「La Maison Tricotee」をご紹介します!


▲さわやかな空色の「La Maison Tricotee」

「La Maison Tricotee」、つまり「編まれた家」。編み物のお店です。毛糸編み、レース編み、刺しゅうなどなど、あらゆる編み物に必要な材料が、壁中、お店中、所狭しと並べられ、色とりどりの美しい空間を「編み上げて」います。どの材料も地元カナダ産を中心に丁寧に作られたものを厳選しています。


▲あたたかい手作り感が・・・

Bon Appetit! のコーナー(Coco Montreal 誌)で紹介するのですから、実はここからが注目ポイント。こちらのお店、世にも素敵な Salon de the(サロン・ドゥ・テ)が併設されているのです! オーナーのセリーヌ・バルボー(Celine Barbeau)さん自ら、毎朝市場に出かけ、新鮮な食材を入手。食材のうま味を生かせるシンプルなお料理に徹し、その日のメニューを決定します。


▲編み物の横にケーキコーナー

デザート類も充実。以前 Bon Appetit! でご紹介したこともある「La rhubarbe」(ラ・ルバーブ)のマカロンやケーキと、やはり地元モントリオールの「The C. G.」提供による種類豊富なお茶との組み合わせは、心癒やされるひとときを約束してくれます。


▲ルバーブ入りスコーンとフレーバーティー「Y’a d’la joie─喜びありー」

ニコがいただいた組み合わせは、ルバーブ入りのスコーンと、フレーバーティー「Y’a d’la joie ─喜びあり─」。スコーンは、サクサクと軽く香ばしい表面と、しっとり舌になじむ中身とが見事なバランス。バラとイチゴの香り豊かなお茶が、スコーンの風味を引き立てます。小花模様のアンティークなカップ&ソーサーでいただいて、優雅な気分がさらに高揚していきます。


▲オーナーの Celine Barbeau(セリーヌ・バルボー)さん

編み物の本を出版するなど、その道ですでに有名なセリーヌさんは、7年前にフランスから移民。詩的な、編み物が出来てお茶も飲める、人が集う、心温まる場所を作るというのは、フランス時代以来の夢でした。セリーヌさんの夢を実現させた「La Maison Tricotee」。

ふと顔をあげれば、美味しそうにケーキをほおばる子供やソファで無心に編み物をする婦人が目に入り、にぎやかな編み物クラスの笑い声が聞こえてきます。幸せな家のレシピが「編み上がった」ようです…。毎日営業。(Coco Montreal 誌より)

La Maison Tricotee
751 rue Gilford, Montreal
(地下鉄 Laurier 駅下車、St. Joseph 出口)
Tel : 514-903-9665
ウェブサイト:lamaisontricotee.com

(2013年11月14日号)



 



 
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