【世界の街角から】

世界の観光地、あこがれのハワイ(3)
オアフ島1日観光ツアー


〈 トロント 松井祐実・記 / 写真撮影: Richard Severin 〉

オアフ島1日ツアーに参加して、この島を観光することにした。観光当日はあいにくの雨に見舞われ、最初からテンションが下がる。観光バスは「満員御礼」で、ワイキキから、ダイヤモンドヘッド方向へ向かった。

バスがビーチ沿いに走ると本格的に雨が降り始めた。高級住宅地のカハラ地区を通り過ぎ、最初に到着したのはハナウマ・ベイ。ここはよく映画の撮影で使われたりするためか、とても人気があるビーチ。入場料が必要である。


▲オアフ島の中で一番人気のビーチ、ハナウマベイ。地元の人に聞くと必ずここを勧められる


▲テレビや映画の撮影ロケによく使われるハロナビーチコープ。「パイレーツ・オブ・カリビアン」の撮影もここが使われた

続いて降り立ったのは、ヌアヌ・パリ展望台。コオラウ山脈の途中にある断崖の上の展望台である。ここは不思議と雨が降っていなかった。海から吹く強風も有名らしく、別名「風の吹く丘」とも言われている。
1795年にハワイ島から上陸したカメハメハ大王の軍隊が、この地でオアフ軍を撃破、ハワイ諸島の統一を成し遂げた歴史的な場所でもある。ほぼ垂直に切り立った崖(がけ)の高さはおよそ900メートルで、この崖から勝者が敗者を突き落としたそうだ。


▲ヌアヌパリ展望台。勝利したカメハメハ大王の軍隊が敵を900メートルの崖から突き落とすところを描いた説明書き


▲ヌアヌパリ展望台から眺める風景。お天気が良かったら絶景だったに違いない

展望台から、今度はバレー・オブ・ザ・テンプルズ・メモリアルパークへ。ここは1963年に開設された民営の公園墓地で、仏教に限らずさまざまな宗教を持つ人々のための施設である。メモリアルパーク内には仏像のほか、キリストの受難像や聖母マリア像・聖人像などキリスト教の モニュメントもある。ここの中には平等院テンプルがあり、名前のごとく京都府宇治市にある平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)を模した建築物である。


▲バレー・オブ・ザ・テンプルズ・メモリアルパークにある平等院鳳凰堂。このような所で平等院が見られるなんて・・・

このあと、お土産屋に立ち寄り、コナコーヒーの試飲後、東京ドーム450個分(約500万坪)の広さを誇るクアロア牧場に立ち寄る。ここはランチ休憩がメインであるが、レストランの隣にはおみやげ物店も併設されている。クアロア牧場は映画の撮影にもよく使われていて、「ジュラシック・パーク」や「ゴジラ」などのハリウッド映画やテレビのロケ地としても知られている。


▲クアロア牧場。お天気が良かったらきっときれいな景色だったと思う。ここも映画の撮影によく使われるようだ


▲クアロア牧場から見える小島「チャイナマンズ・ハット」。中国人の帽子の形に似ていることからこの名前が付いたそうだ

クアロア牧場の後、マカダミアナッツ工場でいろいろな味のマカダミアナッツを試食、コナコーヒーを試飲した。再び激しい雨になり、バスはさらにオアフ島の西へ向かい、そこから内へ入り、行程最後の観光場所、ドールプランテーションに到着。


▲ドールプランテーション。広大な土地が広がり、ギネスにも認定された世界最大の巨大迷路などがある

ここでは、パイナップルを使ったお土産物がずらっと並ぶ。お天気がよければ、世界最大の巨大迷路で遊んだり、パイナップルエクスプレスに乗り、20分ほどかけてパイナップルの歴史や栽培方法などを聞きながら観光をすることもできる。お天気が良かったら、もっと楽しいツアーだったと思う。(おわり)

(2013年11月28日号)



 



 
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