【お店探訪・モントリオール】

普段の生活感のコンセプトでおだやかに
バー「3643 St. Laurent Apt. 200」



〈 リポート ニコ・フジタ 〉

暮れも押し迫り、パーティーや食事会、なにかと外出の機会が増えますね。非日常って特別感にワクワクするけれど、そんな非日常が続くと逆に、日常の穏やかな空気も恋しくなってくるから不思議。そんなどっちつかずの心を100%満たしてくれる、新しいコンセプトのバーが2013年後半にオープン!

お店の名前は「3643 St. Laurent Apt. 200」。住所がそのままお店の名前です。入り口に看板はないものの、住所が表示されているので、これが看板とも言えるでしょう。入り口の扉から2階のバーへと向かう際の第一印象は「友人の家を訪ねるみたい」。そして、この印象こそがこのバーのコンセプトなのです。

バーはワンフロアぶち抜きの広さ。この「友人の家」は、横長のバーカウンターを中心に、「ダイニング」「サロン」「プレイルーム」、そしてなんと「寝室」まで揃っています。その日の気分により、飲んでくつろぐ場所を選べます。各エリアに仕切りはないので、自由に行き来できます。


▲「ダイニング」コーナーは壁の絵を楽しみながら

くつろぎを演出するのは、オーナーの Nathan Gannage さん自らがスタッフと共に探した、アンティークの家具やグッズ。そして、複数のビリヤード台とともに幅を利かせているのが、かつてアーケード街に置いてあったヴィンテージもののゲーム機。昔のゲーム機器は、派手ながら柔らかい音がして、仲間との会話を妨げることがありません。Nathan さんは、バーとアーケードとを一体化した「バーケード」が、お店のもう一つのコンセプトだと話してくれました。


▲「プレイルーム」では思い思いに楽しんで


▲「寝室」は文字通り寝ころんでもOK

提供するお酒は、ビール、ウィスキー、ワイン、カクテル、シャンパン、コニャック、テキーラなど。手頃なお値段で楽しめます。12月には「図書室」コーナーが増え、そこに作る2つ目のバーカウンターでは、オリジナルなカクテルも提供していくそう。「友人」を招くのにどんなカクテルを出してくれるのか楽しみです。


▲黙々とカクテルを作る手元に釘付け


▲定番ドライマティーニ。丁寧な仕上がり

夕食のあとの食後酒、観劇前の一杯、大勢の飲み会、なんでもござれの「友人」宅。この年末、入りびたりになりそうな予感です。(Coco Montreal 誌より)

■ 3643 St. Laurent Apt. 200
アドレス:3643 St. Laurent Apt. 200, Montreal
Tel:514-755-2039
オープン時間:月〜日曜午後5時〜午前3時

(2013年12月19日号)



 



 
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