伝統メキシコ料理に独創性を加え人気沸騰
「PLAYA CABANA」(プラヤ・カバーナ)


とにかく流行(はや)っている。普通の週日の夕方でも予約が取れないほど・・・。次から次へとお客が入ってくる。いったい何がこの店「Playa Cabana」にお客を引きつけるのだろう?


▲住宅街の一角にある「Playa Cabana」の外観


▲パテイオもお客でいっぱい

トロントのダウンタウンに近い Dupont×Davenport の住宅街にポツンと存在するレストラン。およそ飲食街からはずれていて、いかにも普通の家を改造した造りが、かえって親しみを感じさせるのかもしれない。そのせいか、客層は若いグループから子供連れのファミリーまでと幅広い。


▲店内のバー

店名の「Playa Cabana」は、海辺の小屋の意味だが、もちろん海に面しているわけではない。しかし、パティオの雰囲気がなんとなくそれらしく感じるのは名前のせいだろうか。店内にはバーがあり、ぐっと大人のムードだ。

この店の人気は、まず、料理の味の評判の良さである。オーナーシェフのひとり、Dave Sidhu さんは、ニューヨークの数軒のメキシコ料理店で修業し、2011年トロントに「Playa Cabana」をオープンさせた。ポイントは伝統的メキシコ料理にオリジナル性を加えたこと。地元のフレッシュな材料を用い、チップス、タコスやトルティーヤ、サルサソース類はすべて自家製だ。


▲(左から)グアカモーレ、トルティーヤチップス、サルサ

メニューの一部を紹介しよう。
まずは、定番のアボカドのディップ、グアカモーレ($8)。オーダーが入ってから専用の石の器で作るフレッシュ・ディップ。ちょっぴりスパイシーなところがいい(辛さは好みで注文できる)。フレッシュ野菜のサルサ($4)にはホームメイドのコーントルティーヤ・チップスがたっぷり添えられる。このチップは100%カノーラオイルを使用しているそうで、胃もたれがしない。


▲オリジナルソース・エビのセビッチェ

シーフードのセビチェ($9)もさっぱりしておすすめ。ライムとチリ風味のオリジナル・セビチェにもチップスが添えられる。


▲たこのタコス

メキシコ料理といえば、タコス。この店の看板メニューのひとつとあって種類は豊富だ。自家製の小さいソフトトルティーヤにチキン、スローローストポーク、オアハカチーズ、ロブスター、蛸(たこ)などの材料に独特のオリジナルソースがつく。メイン料理のタコスは3枚並べられ$13〜18。たこのタコス「Tacos de Pulpo」はオードブルとして出され、2枚で$10。やわらかく調理されたたこはソースや野菜の味とマッチしていて何とも美味である。


▲ソースの彩りもきれいなブリート

もう一つの人気メニューは、ブリート。大きいソフトトルティーヤにいろいろな材料をくるんでオリジナルソースで仕上げたもの。やわらかく煮たビーフ、ポーク、チキン、タイガーシュリンプ、その日の魚などのメイン材料にビーンズ、ライス、野菜などが入りボリュームたっぷり($14〜18)。

アルコール類はメキシコ製のビールをはじめ、店オリジナルのテキーラ・マルガリータ「Playa Paloma」、カクテル、ワインなどがそろっている。

■Playa Cabana
 111 Dupont Street, Toronto
 電話:416-929-3911

■営業時間:毎日オープン(正午12時〜午後11時)
※ほかにトロント市内に姉妹店3軒「Cantina」「Hacienda」「Barrio Coreano」がある。所在地などは下記サイトを参照。

www.playacabana.ca

〈取材:編集部〉

(2014年8月28日号)



 



 
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