【食べある記・モントリオール編】

洗練された本物志向のイタリア料理店
ニコラ・トラヴァリニ&ムッシュー・バジリック


〈ココモントリオール誌 Nico Fujita・記〉

モントリオールの中でも、観光も商業もひときわにぎわうイタリア街、プティット・イタリー。その中心にあるジャン・タロン市場からすぐのところに、ひときわ洗練された店構えのお店があります。


▲入り口はイタリア国旗の色に飾られて

2012年夏にオープンしたこちらのお店、ニコラ・トラヴァリニ&ムッシュー・バジリック(Nicola Travaglini & Monsieur Basilic)は、イタリア食材店が乱立するイタリア街において、その洗練された本物志向の品選びと味わいで際立っています。


▲シニョーレ・ニコラ(右)とムッシュー・バジリック


▲厳選されたオリーブオイル

お店は、完熟トマトなどを自ら育てるシニョーレ・ニコラと、バジルやきのこなどのオーガニック製品を育て、毎日お店に届ける通称ムッシュー・バジリックとの共同経営。
お二人が丁寧に心をこめて育てた品々に加え、お二人が厳選した高品質のイタリア製品が美しく陳列されています。オリーブオイル、酢、コーヒー、パスタ、ジャム・・・。
こうした食材を買って帰るもよし、また週替わりのシェフのメニューを店内で味わうことも、楽しい時間の過ごし方になるでしょう。


▲絶品のカプレーゼ

まずは前菜、定番のカプレーゼ。ニコラさんが大切に育て上げたうま味満載のトマトを、「幻のフレッシュチーズ」の異名をとるブラータと合わせます。ブラータの弾力と柔らかさのバランスはさすが抜群。そのほのかな甘みが、トマトのみずみずしさと完ぺきなハーモニーを見せます。


▲自家製トマトソースのパスタ

メインは、自家製トラヴァリニ風トマトソースのパスタ。「下手に切った」という意味の不揃いのパスタ、MALTAGLIATI が、極上のソースにからみます。トマトは海塩に漬けてあり、パスタはお湯でゆでずにこのトマトソースに直接入れます。海塩が品よくパスタにしみ込み、シンプルな調理法がむしろ食材のうま味を生かしきることを教えてくれます。

イタリア散策。シニョーレ・ニコラとムッシュー・バジリックが、まずは食の世界からご案内。A table!

■ Nicola Travaglini & Monsieur Basilic
152, av. Mozart Est, Montreal
Tel:514-419-8969
www.nicolatravaglini.com

(2014年10月23日号)



 



 
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