【食べある記・モントリオール編】

猫との触れ合いを楽しめる飲食店
モントリオール初の猫カフェ
Chat L’Heureux


〈 Nico Fujita・記/Coco Montreal 誌 〉

「猫カフェ」。日本では既に20年前からおなじみですが、いよいよ北米に誕生することとなりました。しかも、ここ、モントリオールにグランドオープンです!


▲ゆったりとしたスペースで猫と戯(たわむ)れ、猫の空中散歩もしっかり確保されます

お店の名前は Chat L’Heureux シャルルー、「幸せな猫」。お店の Chaleureux シャルルー「温かい」雰囲気も伝わります。

動物との触れ合いは人間の心を深く癒やしますが、諸事情により動物を飼えない人は多数います。そんな人が安心して癒やしのひとときを過ごせる理想の場。昨今のカフェが社会交流の場としての役割を失いつつある中、猫カフェでは、猫との戯(たわむ)れ、時間を共有することにより、社交も自然体で成立します。

猫の名前を Facebook ファンページで事前投票により決めるなど、利用者も積極的に参加できる店作りがなされています。


▲ショパン、ギュスターヴと仲むつまじいオーナーのクレマンさん(撮影/Nico Fujita 以下同様)

ギュスターヴ、シェルドン、ショパン、ミレディ・・・。お店の猫たちは、オーナーのクレマン・マーティさんが動物虐待防止協会(SPCA)から譲り受けました。
捨て猫の多さで、残念ながら上位にランクされるケベック州。この現状を打破することにも貢献しています。SPCAや獣医などの協力を得つつ、動物を飼うことの責任や現状についてのカンファレンス、子供たちに楽しく学んでもらうアトリエなども定期的に開催されます。


▲イチジク、チェダーチーズ、エシャロットのサンドイッチ。ランチの定番になりそう


▲モントリオールでありそうでなかったバナナプデイング。大人気の予感が・・・

もちろん、カフェである以上、飲食にも重きが置かれています。良質の材料を使った具だくさんのサンドイッチや、だれもがその美味しさにうなるバナナプリンなどが、えりすぐりのコーヒーや紅茶、ソフトドリンクとともに楽しめます。

キッチンは完全に隔離され、衛生面の心配もゼロ。入店料も取らず、「味は二の次」の猫カフェとは一線を画す本格派です。料理人、サービス係とも熟練のスタッフが対応します。


▲猫の足を形どったマシュマロはコーヒーのおまけ

「哲学者と猫について多くを学んだが、猫の知恵は永久に優る」(イポリット・テーヌ)

幸せな猫が運ぶ「温かい」美味しさを、存分に味わいましょう

Chat L’Heureux
172 Duluth Est, Montreal
438-333-1505 (月曜お休み)

www.cafechatlheureux.com

(2014年11月20日号)



 



 
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