世界中で大人気の小籠包の店
「鼎泰豐」(ディン・タイ・ファン) マーカム店


枯れ葉が舞い、小雪が散らついてくると温かい料理が恋しくなる。鍋料理もいいが、ほかほか湯気の立ち上がる小籠包(ショウロンポウ=蒸しぎょうざ)なんてどうだろう。いかにも食欲を盛りたててくれそうだ。


▲First Markham Place にある「Ding Tai Fung」レストラン。モール内シネプレックスから駐車場をはさんで南側

というわけで、トロント郊外マーカム市にある「鼎泰豐」(DING TAI FUNG=ディン・タイ・ファン)へ。この店の本店は台湾・台北にあり、創設者は上海出身だそう。どおりで店の看板にも上海スタイルが明記されている。
世界各地に支店があり、日本にも横浜から大分まで各地に13軒ほどある。つい10月末にも東京・銀座にオープンした。カナダのマーカム店も週末は席待ちの行例ができるほどの人気店となっている。


▲店内はお客でいっぱい。圧倒的に中国人が多い

小籠包といえば、上海名物のひとつ。飲茶でも広東と上海ではメニューも味もかなり違っている。鼎泰豐では広東スタイルのワゴンで料理を運ぶやりかたではなく、あくまでも出来たてのほやほやをお客に提供することをモットーにしている。


▲小籠包(ショウロンポウ)は客席から見えるガラス張りのキッチンで作られている

店内に入ると正面奥にガラス張りのキッチンで、せっせと小籠包などを作っている様子が見られる。メニューは小籠包をはじめ点心類が約30種ある。
入り口のカウンターにメニュー用紙があり、それにチェックマークをつけて注文する。混んでいて待つ場合は、待っている間にメニューを決めておくと、席に座ってから割合早く料理が運ばれてくる。


▲噛(か)むとジュワッと汁が口の中に広がる小籠包

▲ニラ入リ蒸しギョウザ ▲エビがたっぷりのエビシュウマイ


湯気が立つセイロに供された小籠包類は、口に入れるとジュワッと具から汁がにじみ出て、なんとも言えないおいしさ。中身はひき肉にカニ、エビ入りなどいろいろ。値段は6個入りで平均$5.99から$7.99といったところ。値段がリーズナブルなのも人気のひとつだろう。

点心のほかに麺(めん)料理、スープ、御飯もの、豆腐料理、魚料理、鶏料理、牛肉料理、デザートなど約120種ほどそろっている。今回は小籠包中心に注文したが、他のテーブルを見ると、焼きそばもおいしそうだったので、次回は試してみることにしよう。

鼎泰豐(ディン・タイ・ファン)
DING TAI FUNG
3235 HWY 7 East , Unit #18B (First Markham Place, Woodbine Ave.の東)
Tel:905-943-9880
毎日オープン、午前11時〜午後11時

〈追記〉
この店を訪れたあと、日本の新聞で「台湾ツアー」広告が目にとまった。いろいろ名所旧跡が書いてある中に「台北では鼎泰豐本店で小籠包をいただきます」とあった。日本人観光客は台北では必ずといっていいほど、 本店を訪れると聞いていたが、実際、観光コースになっているようだ。

〈リポート・いろもとのりこ〉

(2014年11月27日号)



 



 
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