【食べある記・モントリオール編】
赤い鳥のように幸せをじっくり温めてくれる
SALON DE THE CARDINAL


〈 Nico Fujita・記/Coco Montreal 誌 〉

雪景色とモミの木に似合う色は、鮮やかな赤ではないでしょうか。ケベック州でよく見かける赤い鳥、Cardinal(カーディナル)。実は「Cardinal」という名前のティーサロンがモントリオールにあること、皆様、ご存じだったでしょうか。


▲吹き抜けの天井に輝く大きなシャンデリア

サンローラン通りにあるひときわ鮮やかな赤色の扉。この扉を押して中に入り、階段を上ったところで、イギリスのビクトリア様式を彷彿(ほうふつ)させるアンティークなインテリアが迎えてくれます。
広々とした店内にはピアノや本棚も並び、個人邸宅を訪れたような気分にもなります。吹き抜けの天井には豪奢(ごうしゃ)なシャンデリアがぶら下がり、優雅なティータイムを盛り上げてくれます。


▲ふんだんに盛られたクリーミーなアボカド

お昼時にランチを楽しんでも、午後にゆったりとお茶とお菓子を味わっても、どちらでも満足のいく時間が過ごせます。 アボカドのトーストは、優しい味のアボカドがたっぷりで贅沢(ぜいたく)な気分。


▲差し込む光も素敵なインテリアの効果を高めます


▲スモークトラウトはクリームチーズと抜群の相性

カーディナルサラダは多種類の野菜が楽しめ、特製ドレッシングがピリリと味を引き締めます。スモークトラウトのサンドイッチは、クリームチーズとの好相性がおすすめです。


▲シンプルなレモンケーキ。でも深みのある味わいが・・・

デザートには、酸味爽やかなレモンケーキと、紅茶の王道アールグレイを選び、気分はイギリス貴婦人。お茶は、緑茶、中国茶、ハーブティーもありますが、寒い日にはチャイのスパイシーな香りで、お腹から温まるのも一興。イギリス風ティータイムにこだわるなら、スコーンを試してもいいですね。

下の階にあるレストラン「Sparrow」(スパロー)のオーナーが一昨年オープンしたこの店。営業は木曜日から日曜日までなので、週の後半が待ち遠しくなります(月・火・水曜はお休み)。

幸せを運ぶのが青い鳥なら、赤い鳥カーディナルはその幸せをじっくり温めてくれそう。「Cardinal」に腰を下ろして、そんなひとときをゆっくり味わうことといたしましょう。

SALON DE THE CARDINAL
5326 Boulevard Saint-Lauren, Montreal
514-903-2877
http://www.thecardinaltea.com/

(2015年1月22日号)



 



 
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