【カナダ観光シリーズ】

オンタリオのワイルドな自然を満喫
キラーニー州立公園でキャンプ/カヌー


〈 トロント 松井祐実・記/ 写真撮影:Richard Severin 〉

2 年前の2013年8月、4泊5日でトロントから車で北へ約5時間のキラーニー州立公園(Killarney Provincial Park)へキャンプに行ってきた。私にとっては初めて経験することが多かったが、カナダの自然を満喫できたので、ぜひ、みなさんにもお勧めしたいと思い、ペンを執った。



オンタリオで州立公園といえばアルゴンキンが有名だが、ここキラーニーもワイルドネスということで人気が高い公園である。特にオンタリオ州の有名な画家たち「グループ・オブ・セブン」はキラーニーの風景画を多く描いていて、今でも有名である。


▲キラーニー州立公園の看板

ここのキャンプ場は人気があるため、予約は5カ月ほど前から入れないと希望のサイトが取れないようである。私たちがキラーニーへ行くことを決めたのは8月に入ってからだったため、予約を入れるには遅すぎた。その場合、当日用に、ここは「First Come First Serve」のサイトも5つほど用意しているとのこと。

私たちは当日朝8時から公園事務所がオープンだとのことなので、朝9時に到着し、サイトが空いているか聞くと、2つ残っているとのこと。希望していたサイトではなかったが一つを選び、いざ、キャンプサイトへ。


▲私たちが取ったキャンプサイト。朝早かったのでちょっと暗い感じだが、静かでまずまずの場所であった


▲キャンプサイトにいたチップモンク。私たちを出迎えてくれたようだ

全体的に石も少なくきれいなサイトであったが、平らでなく斜めになっている(やっぱり予約を入れることをお勧めする)。
キャンプ場は人数に限らず1サイト約43ドル。料金にはパーク料金も含まれている。事前予約をする場合は別途15ドルかかる。

ここキラーニーはハイキングトレイルが少なく、4つぐらいしかない。私たちはそのうちの2つ、Granite Trail と Cranberry Bog Trail を歩いた。以前にケベックでハイキングをしたことがあるが、ここは比べものにならないぐらい楽で簡単なハイキングトレイルである。3〜4時間で歩けるため、子供連れの家族にはいいのであろう。


▲Granite ハイキングトレイルの途中の景色。天気は上々、空は青く、山も奇麗に見える


▲Cranberry ハイキングトレイルからの眺め。湖と木々の緑が美しい


▲Cranberry ハイキングトレイルから。ピンク色の岩と緑の木々がマッチしている

ここで一番長いハイキングコースは、7日間かかるものがある。キャンプをしながら歩くので、荷物をすべて担いでハイキングをしないといけない。すごいワイルドネスなハイキングである。


▲カヌーで渡った George Lake 。青く澄み渡った空がすがすがしい


▲2つ目の湖、Freeland Lake のスイレン。この湖にはたくさんのスイレンの花が所狭しと咲いている


▲Freeland Lake で泳ぐルーンの親子。ルーンの鳴き声がいかにもカナダの自然のまっただ中に来たと感じさせる

2日間ハイキングをした後、残りの2日間はカヌーをすることにした。ここはカヌーで湖から湖を渡りあるくのが人気のようだ。


▲レンタルしたカヌー。湖と湖との間にあるポータージュで休憩中


▲湖と湖の間にあったビーバーダム。ビーバーを見ることはできなかったが、ダムは数カ所あった


▲カヌーから撮ったキラーニー湖

カヌーを借りて早速カヌーに挑戦。最初は George Lake、Freeland Lake の2つの湖へ。最後の日は朝9時前に出発して、George Lake、Freeland Lake と Killarney Lake、O.S.A. Lake と4つの湖を渡った。
4つともまったく違った景色。カヌー・インストラクターの主人が中心となり、主人と友人の2人がほとんどカヌーを漕いで、私はカヌーの真ん中で景色を眺めていた。途中、湖と湖の間はカヌーを担いで渡らないといけない。ここは、主人一人でカヌーを担いでいた。

キャンプ最終日はテントをたたみ、キャンプサイトの片付けをして、車で約30分のところにあるキラーニー村へ。このこぢんまりとした村には、フィッシュ&チップスで人気のある「ハーバート・フィッシャリーズ」がある。
私たちが行ったときは、ちょうどランチタイムということもあってか、たくさんの人で賑わっていた。とても美味しいフィッシュ&チップスであった。

今まで、キャンプとハイキングしかしたことがなかったが、カヌーをして、今回はちょっと違ったキャンプになった。
滞在中ずっといいお天気に恵まれた。ちょっと暑いぐらいだったので、蚊が発生し蚊に刺されはしたが、全体的に楽しいキャンプであった。

(2015年5月21日号)



 



 
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