JSSで活躍のジーン・ピアサ氏
姉妹都市仕掛人の山守元造氏
トロント総領事から表彰される


中山泰則トロント総領事は、6月2日、公邸でトロントのジーン・ピアサ氏と山守元造(やまもり・もとぞう)氏 に対する総領事表彰の表彰式を行った。


▲表彰状を手に、山守元造氏とジーン・ピアサ氏。左は中山泰則トロント総領事、右は総領事夫人の千鶴子さん

ジーン・ピアサ氏(Jean Piasah)
1933年9月、BC州バンクーバー生まれ、81歳。ジャパニーズ・ソーシャル・サービス(JSS)元副理事長。
ジーン・ピアサ氏は、1942年から46年まで母親と共に戦時中BC州のレモンクリーク日系人強制収容所に滞在。その後、日本で中学・高校・大学(国際基督教大学)を卒業し、世界基督教協議会および国立重度障害児施設に勤務。
1970年から英国、アフリカに滞在後、カナダに帰国。Children Aid Society に勤務しながら、ジャパニーズ・ファミリー・サービス(JFS=ジャパニーズ・ソーシャル・サービス〈JSS〉の前身)の理事を務める。
2006年から2008年までJSS副理事長を務め、その後、JSSクリニカル・スーパーバイザーとして後輩ソーシャルワーカーの育成・指導およびJSSの柱として献身的な貢献を続ける。


▲ジーン・ピアサ氏  

2011年、JSSのクリニカル・スーパーバイザーを退任後も、ボランティアとしてJSSカウンセラーの相談役・指導役として現在にいたる。

総領事表彰の理由は、次の通り。
(1)JFS時代から理事として在留邦人のカウンセリングにたずさわり、JFSが資金難で活動を休止したあと、前川威男氏(元JSS会長)とともに活動再会に関わり、1998年、JSSに名称変更後も、副理事,カウンセラーとして,一時は無給のボランティアという形となっても,異文化の中で生活し、困難な状況に陥っている人々に対し、カウンセリング、情報提供、援護活動などに従事し、JSSの縁の下の力持ちとして存続を支え続けた。
(2)1999年から2004年まで,数少ない日本語の法廷通訳として,多くの日本人の裁判に出廷し,異なる法律や文化で困難な状況にある在留邦人の大きな助けとなった。
(3)2000年にハミルトンの日系老人ホーム「ニッポにアホーム」が閉鎖された際には一人ひとりの日系シニアのさまざまな相談に親身になってサポートを行った。


▲山守元造氏

山守元造氏
1931年8月東京生まれ、83歳。主な肩書は、姉妹都市仕掛人、元トロント日本商工会事務局長となっている。
山守元造氏は、1973年にカナダに移住、翌年74年にトロント日本商工会事務局長に就任し、84年まで10年間務めた。
1982年に北海道函館市とハリファックス市の姉妹都市提携に尽力した。また、スカーボロ市(現トロント市)の経済開発部シニアコンサルタントとして、84年に神奈川県相模原市とスカーボロ市(現トロント市)の姉妹都市提携。さらに転職後のバーン市(Vaughan)経済開発部首席コンサルタント在任中、90年に新潟県三条市とバーン市の姉妹都市提携に関与した。
このたびの総領事表彰の理由として次の3つが挙げられる。
(1)日本とカナダの3都市の間で姉妹都市提携に尽力した。
(2)トロント日本商工会事務局長を10年間務めた。
(3)スカーボロ市(現トロント市)勤務の際、市庁舎に「Japan Desk」を設置。また、「Japan Week」を開催するなど当地における日本の情報提供に貢献した。

(2014年6月4日号)


 



 
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