トロントの丸木英朗さん(80歳)銀と銅メダル獲得
ロシアで開催の「水泳マスターズ世界選手権大会」


FINA(国際水泳連盟)主催の第16回水泳マスターズ世界選手権大会が、8月5日から16日まで、ロシア・タタルスタン共和国の中心都市カザニ(Kazan)で開催され、出場したトロント市ノースヨーク在住の日本人、丸木英朗(まるき・ひでお)さん(80歳)がみごと銀メダルと銅メダルを獲得した。
この大会には、世界113カ国、8,500人の選手が出場した。競技種目は、競泳、飛び込み、水球、シンクロナイズドスイミング、遠泳(オープンウオーター/ボルガ河にて)。


▲ロシア・カザニで開催の「水泳マスターズ世界大会」にカナダから出場した丸木英朗(まるき・ひでお)さん


▲水泳マスターズ世界大会が開かれたカザニの会場


▲競泳プール

丸木さんは、まず、8月11日、男子100メートル平泳ぎ(80−84歳の部)に出場、健闘のすえ3位に入り、銅メダルを受賞した。 丸木さんの話によると、レースは前半、最下位であったが、作戦どおり、後半に追い上げ、ラストスパートで辛うじて入賞したという。
続いて、8月13日、男子50メートル平泳ぎ(80−84歳の部)で、2位になり、みごと銀メダルを獲得した。


▲競泳が終わって電光掲示板を見る丸木さん


▲男子50メートル平泳ぎの表彰台で銀メダル受賞を喜ぶ丸木英朗さん(左)。中央は金メダルのアメリカ人選手、右は銅メダルのスロバニア人選手 

▲銀メダル ▲銅メダル




▲表彰式のコンパニオンたち

「競泳プールと飛び込みプールの間に備えられた高台にある表彰台に、美人コンパニオンに先導されて登るのは至福の時でした。表彰台でFINA会長からメダルを首にかけてもらった瞬間、天下を取った気分でした。軍楽隊の演奏する国歌が『オーカナダ』ではなく、『星条旗よ永遠なれ』だったのが残念でしたが・・・」と語る丸木さん。

大きな戦果をあげて、トロントに帰ってきた丸木さんは、「この大会で1種目でも世界一(ワールドチャンピオン)になれば、競泳から引退するつもりでしたが、2位では不満なので、2021年の大阪大会を目標に(その時は86歳ですが)猛練習を続けて故郷に錦を飾ります」とますます意気軒昂(いきけんこう)である。

(2015年9月3日号)


 



 
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