日本人の自転車曲芸 DAIKI と CHEEKY 大熱演!
盛況だった大道芸祭「トロント国際バスカーフェスト」


トロントの夏恒例の大道芸祭「インターナショナル・バスカーフェスト」は、8月27日(木)から30日(日)まで4日間にわたり、ダウンタウンのヤング・ストリート、ダンダス広場、ライアーソン大学構内などで開かれ、連日、大勢の観客でにぎわった。このイベントは、てんかん病(Epilepsy)研究のための基金集めを目的としたものである。
フェスティバルには、カナダ国内を含む世界各国の優秀な大道芸人たちおよそ170人が参集し、奇想天外な演技を繰り広げた。
日本からは、5年前にも来演したことがある自転車の DAIKI とアクロバットの CHEEKY のデュオ「Witty Look」(ウィッティー・ルック)が登場した。DAIKI は一輪車乗りの元世界チャンピオン、CHEEKY はアクロバット曲芸の名手。このコンビがトロントの路上でマンガチックでコミカルな演技を披露して、人々を大いに湧かせた。


▲「Witty Look」の DAIKI(右)と CHEEKY(左) トロント市ヤング通り(ジェラードの北)にて


▲息が合った演技


▲「五輪車」乗りを披露する DAIKI


▲相方 CHEEKY との掛け合いが笑いを誘う

2006年、一輪車乗り世界大会に出場した DAIKI のフリースタイル演技を、CHEEKY が演出し、みごと世界第2位の賞を獲得する。これを機に、二人でもっと観客に受ける面白い一輪車パフォーマンスができないかと考え、デュオを結成した。
2007年3月より CHEEKY が一輪車を始め、持ち前の負けん気とアクロバットで鍛えた肉体で、一輪車の技を脅威のスピードでマスターした。
「Witty Look」のユニット活動を開始し、2007年5月、「ふくやま大道芸祭り」のコンテストで、わずか10回目のショーにして最高の賞 Gold Prize を受賞した。
クチコミで話題がひろがり、2007年の夏は香港、イギリスなどで海外公演を行う。2008年には、第2回アリオ川口大道芸グランプリ大会で、強豪が揃うなか、みごとグランプリを獲得した。
2009年11月、「シルク・ドウ・ソレイユ」のオーディションを受けた結果、登録アーティストとなる。
以後、日本国内はもとよりヨーロッパやアジアの国々など国際的に公演を重ねてきている。テレビ、舞台でも活躍中。
カナダには、2010年夏に「トロント・バスカーフェスト2010」および「ポートクレジット・バスカーフェスト」(ミシサウガ市)で出演している。【日加タイムスでインタビュー記事を掲載しました】

■バスカーフェスト会場スナップ写真


▲大勢の人でにぎわうヤング・ダンダス広場付近(8月29日午後、撮影)


▲車椅子の子供に「ハロー!」 


▲静かなるバイオリニスト


▲自転車が引っぱる音楽ワゴン「ミュージックバイク」で楽器を鳴らして遊ぶ子供たち 


▲ミニオーケストラで指揮棒を振るリトルコンダクター(観客の子供です)。ヤング・ダンダス広場にて 


▲路上で可愛らしい絵を描く少女「Chalkchick」 

今年の「トロント大道芸祭」は、期間中、好天に恵まれたこともあって、ものすごい人出だった。歩行者天国となったヤング・ストリートのダンダス交差点の南北ともに混雑して歩行するのが大変であった。
そうした中で、来観者たちはトランポリン、口から炎を噴き出す「Fireguy」「Pyromancer」、パントマイム、ブレイクダンス、恐竜行進、ミニサーカス等々、各国のバスカーたちのユニークな大道芸を満喫した。

〈取材・編集部〉

(2015年9月3日号)



 
 


 
 
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