日系センターで第3回「日系祭り」
タレントリサーチ、さまざまな日本紹介、大盛況


 今年もBC州バーナビーの日系センターで第3回「日系祭り」が、9月5日(土)、6日(日)の2日間にわたり大々的に開催された。


▲日系祭りを盛り上げた神輿(みこし)。手前右は岡田誠司バンクーバー総領事 


▲子供みこしも登場

 日本の地域コミュニティー文化として受け継がれてきた祭りは、近年北米の多くの都市でこの伝統を守ろうと、再現されるようになってきた。日系プレース基金も2013年日系センターでの「日系祭り」開催に踏み切り、昨年の第2回開催ではすでに1万2千人を超える人出があり、日系だけでなく地域のお祭りとして大きくクローズアップされるようになってきた。


▲たこ焼き、ラーメン、お好み焼き、たい焼きなど日本食ブースがずらりと並ぶ


▲開会式の鏡開き


▲楽市のオープニング演奏


▲先住民サム・ジョージさんもお祝いに駆けつけた


▲日本製アイテム売り場

 より充実した日本食屋台、エンターテイメント、ゲーム、武道、文化紹介イベント、タレント・サーチ・コンテスト、日本製グッズ、ビアガーデン、そして神輿(みこし)や盆踊りと多くの催し物で、家族そろって楽しめる大規模なイベントであった。

 9月5日午前11時からの開会式は、神輿の会 楽一(みこしのかい・らくいち )の笛太鼓の響きに合わせて開幕。先住民代表サム・ジョージさんの祝福に続き、在バンクーバー日本国総領事館・岡田誠司総領事、今回の大口スポンサー・G & F ファイナンシャルグループのジル・シャーウッド氏、バーナビー市長代行サブ・ダリワル氏(コリガン市長は釧路・バーナビー姉妹都市50周年記念式典のため釧路市に滞在)、日系センター事務局長及び今回の実行委員長のロジャー・レミレー氏、祭りのルイーズ阿久沢副実行委員長らの挨拶及び鏡開きが行われ、一連の式典が終了。そして獅子舞と共に、祭りの各イベントがスタートした。


▲津軽三味線を奏する山口ひろしさん


▲日系フラダンスグループ「ワイレレ・ワイワイ」


▲ヨーヨーダンスで1位になったハリソン・リーさん(左)


▲日系祭り賞の鈴木まど佳さん


▲キッズ賞のエマ・トミコ・ホールさん

【今年のパフォーマンスのスペシャル・ゲスト】
★津軽三味線の山口ひろし(昨年もゲストとして日本から来加) いつもながらに素晴らしい音色を聴かせてくれるが、今年も笛、和太鼓、琴、ギター、そして岡田誠司総領事の電子サックスなどのコラボで楽しくダイナミックな演奏を聴かせてくれた。

★ソウル・スプラッシュ・クルー 
「福岡から世界へ」をベースに、ラスベガスにもレギュラーイベントを持つダンスパフォーマンスユニット。2004年より毎年渡米し、2008年に「DANCE USA」で全米グランドチャンピオンとなる。2013年、ネバダとの懸け橋になった功績からネバダ州知事より感謝状を授与される。極上のエンターテイメントを追及し、精力的に活動を続けているグループ。

★「日系祭り」の目玉の一つとなっている【祭りスター・タレントサーチ】も素晴らしい才能を持つ多くの若者たちなど50組が参加。7月から始まったオーディションで選ばれた20組が祭り初日に出演して、その中から8組が最終に残り2日目にも出演。大人顔負けの芸を披露してくれた。

 まず、昨年ダンスで優勝したAC ボニファショさんが登場。彼女は一年を待たずして、エレン・ショーなど有名な番組や映画、TV、雑誌にも登場。世界的に活躍し、今回もドイツから帰ってきたばかり、と話していた。

 ヨーヨーダンスで1位になったハリソン・リーさんは昨年8月に世界ヨーヨー・コンテストでも23位。素晴らしい演技を見せてくれた。
「レ・ミゼラブル」のミュージカルソングを歌ったモエ・キダさんは、表現力も声も素晴らしく、 聞きほれて写真を撮るのも忘れるほどであった。

 鈴木まど佳さんは創作ダンス「Voltage」(ボルテージ)を披露、審査員からも「心を動かされるダンス」とコメントされ、一番印象に残ったパフォーマーに贈られる日系祭り賞を獲得した。
美しいフォームでバレーを踊ったエマ・トミコ・ホールさんは、キッズ賞獲得。

今回のタレントショーも、プロタレントの登竜門へと発展しそうな気配を感じた。


▲盆踊り。誰でも参加できる 

「日系祭り」は今年も2日間で1万1千人を超える入場者が集まり、大成功のうちに幕を閉じた。

〈 リポート・妹尾 翠 〉

(2015年9月17日号)



 



 
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