【食べある記・モントリオール編】
モントリオール食文化の高さを満喫
Restaurant LALOUX(ラルー)


〈 Nico Fujita・記 / Coco Montreal 誌 〉

 休暇を利用して家族や友達がモントリオールを訪れる際、どこのレストランへ案内したらいいか困ったことはありませんか? 舌の肥えた日本人にモントリオールの食文化の豊かさを満喫してもらいたい。そんな時に私が利用するのが、今回ご紹介するフレンチ・ビストロ・レストラン LALOUX(ラルー)です。


▲シンプルな内装でたくさんのお客さまをお迎えします

 淡い黄色の壁を大きな鏡が覆いつくしたシンプルな内装は、訪れる人の心を解放してくれます。26年前から変わらず大切に使われている家具も居心地のよい空間を作り上げています。

Philippe Laloux、Andre Besson、 Danny St-Pierre、そしてパティスリー部門でも Patrice Demers など、名だたるシェフが支えてきた LALOUX のキッチン。現在は Jonathan Lapierre-Rehayem シェフが腕をふるいます。

 ワインバー POP! が併設されているほどですから、ワインリストの充実ぶりはお墨付き。料理とワインの組み合わせをソムリエに相談しながらじっくりメニューを眺めます。


▲あらゆる食材から「緑」が集合、きゅうりのさっぱりした味がくせになります

 さっぱりした前菜なら、きゅうりの冷製スープがおすすめ。チョウザメの薫製が味のアクセント。甘酸っぱい緑いちご入りで、見事な緑色のグラデーションに。


▲鴨のロースト。一口ひとくち肉の旨(うま)みを味わいます

 メインには、あえてフレンチの王道、鴨(かも)のロースト。王道だけにその味わいにお店のレベルが如実に表れてしまいます。柔らかくうっとりするような口どけ。モリーユきのこと黄ワインのソースが絶妙に絡みます。


▲芸術的に飾られた柑橘系デザート盛り合わせ

 さっぱりしたデザートなら、レモンタルト・ローズマリーのマシュマロ・グレープフルーツのソルベの盛り合わせ。柑橘系の爽やかな味わいが、目に鮮やかな色彩とともに、清涼感をお約束します。

 土地の食材を最大限に生かしつつ、洗練されたメニューに仕立てる「さすがのLALOUX」。特別な日を、かけがえのない思い出の日に高める魔法のお店 LALOUX に、いざ、お洒落(しゃれ)して出かけましょう。

Restaurant LALOUX
■アドレス:250, Pine Avenue East, Montreal
■予約:514-287-9127
■オープン時間:ランチ/月〜金曜(午前11時45分〜午後2時30分)
 ディナー(毎日営業)/日曜〜木曜(午後5時30分〜10時30分)、金曜&土曜(午後5時30分〜11時30分)

www.laloux.com

(2015年9月24日号)



 



 
(c)e-Nikka all rights reserved