100歳・・・下田ヘレンさん、石河省三さん
「一世デー」大勢の高齢者が祝福受ける


 第53回「一世デー」は、10月4日(日)午後、トロント日系文化会館(JCCC)小林ホールで開催され、招待された70歳以上の日系シニアが多数、出席した。


▲「一世デー」出席者の中で最高齢の下田ヘレンやすこさん(100歳、前列左)、石河省三さん(100歳、同右)。後列は(左から)中山泰則トロント総領事、ゲーリー川口JCCC理事長、中山総領事夫人千鶴子さん

 主催者のゲーリー川口JCCC理事長、中山泰則トロント総領事がシニアへのねぎらいの言葉と祝福のメッセージを述べた後、長老の古林アートさんが90歳以上の高齢者の名前を読み上げて紹介した。今年は、90歳以上の人は75名だった。出席者の中で、最高齢は女性、男性ともに100歳であった。


▲下田ヘレンやすこさん

 女性の最高齢者は下田ヘレンやすこさん。下田さんは1914年(大正3年)11月6日生まれ、100歳。もうすぐ101歳の誕生日を迎える。両親は広島出身で、ヘレンさんはバンクーバーで日系二世として生まれた。現在、モミジシニアセンターに居住している。


▲石河省三さん

 男性の最高齢者は石河省三さん。1915年(大正4年)1月27日、滋賀県生まれ。1935年(昭和10年)単身、カナダ・バンクーバーに移住。戦時中は日系人強制収容所で暮らし、戦後の1946年、東部のトロントに移る。トロント市内ダンダス通り(ユニバーシティー通りの東)で長年にわたり日本食料品店「ダンダスユニオン」を経営した。「一世デー」会場では、当時のお店の思い出ばなしなどが飛び出し、懐かしそうな表情だった。
 今年100歳の石河さんは、耳がやや遠くなったというが、元気に日常生活を送っている。


▲水前寺清子コンサート後援会のメンバーによる「三百六十五歩のマーチ」


▲威勢よく「北海盆唄」。踊りはうらら民舞会の皆さん


▲プログラムのフィナーレは観客も飛び入りで「1+1音頭」

 第2部エンターテイメントの部では、須山国男さんと中村ゆきさんの司会により、日本舞踊、歌、合唱、フラダンスなどがステージで演じられ、最後は全員で「蛍の光」を合唱、「See you next year !」の掛け声で閉会した。

(2015年10月8日号)


 



 
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