【ネットインタビュー】
2月カルガリー、バンクーバー、トロントで公演
和太鼓「倭」(やまと)の小川正晃代表に聞く


 今回8回目の北米ツアーを始めた倭(やまと)太鼓は、2月3日(水)カルガリー、2月6日(土)バンクーバー、2月27日(土)トロントでそれぞれ公演を行うが、その公演に先立ち、倭の代表、小川正晃(おがわ・まさあき)氏にネットインタビューでお話を伺った。
〈インタビュア・妹尾 翠〉


▲小川正晃代表(倭のホームページより)

倭=YAMATO the Drummers of Japan

海外公演を主流にするようになったきっかけは?
 1998年に英国のエディンバラ・フェスティバル・フリンジに参加したことがきっかけです。1993年の結成当初、メンバーはそれぞれ他に仕事を持っていました。しかし、活動が活発になるにつれて、仕事を辞めて来るメンバーが出てきたのです。もっと太鼓をやりたい! そういう気持ちになって来たのだと思います。
 しかし、太鼓で生活を成り立たせるのはとても大変でした。毎晩のように大阪の街に太鼓を持って出掛けて行き、「ゲリラライブ」と称したストリートパフォーマンスをしていました。
 それ以外にも日本で小さなコンサートをやったりしていましたが、これでは駄目だと一念発起し、お金を貯めてフェスティバルに挑戦したのです。

アメリカ、カナダ公演は何回目になりますか?
 2001年から2年毎に行っています。8回目です。


▲パワーあふれる倭(やまと)の演奏(Photo by Hiroshi Seo)

国によって観客に反応の違いがありますか?
 私たちの公演に対する反応は、国によって本当にいろいろです。もちろんすべての観客が楽しんで下さっているのですが、表現方法がさまざまなのです。
 例えば、日本の観客は「じーっ」と我々のパフォーマンスを自分の内面で見つめているように感じます。演奏毎の拍手は暖かい感じがします。
 そして今回訪れるアメリカやカナダの観客は本当にエネルギッシュです。みなさん、演奏している我々に向かってパワーを届けようとして下さっているかのような大きな拍手、歓声に戸惑ってしまうほどです。その拍手と歓声に「負けないように!」と思うと、自然と力がみなぎってきます。

倭の演奏は、どういう傾向が好まれていますか?
 やはり、倭の魅力はエネルギー、パワー、そして楽しく迫力のある演奏だと思います。和太鼓はストイックな面や、伝統的な面が強調されますが、倭の太鼓は楽しく、元気で、エネルギーに満ちあふれた、そして新しいパフォーマンスが特徴です。何より、倭は誰もが感じたことがないような「爆音」を信条にしていて、それが世界中で倭を待っていてくれる観客がいる理由だと思います。


▲観客と一体感になって・・・・(Photo by Hiroshi Seo)

練習で重点を置いているポイントは?
 倭のパフォーマンスの目標は、観客とのエネルギーのやりとりです。そのために、まず、なによりも自分自身にエネルギーがなければなりません。メンバーは毎朝10キロのランニング、そして筋力トレーニングを行い、夜遅くまで太鼓を打ち続けています。
 そしてもうひとつ、大切なことは「一体感」です。さまざまなバックグラウンドを持つ人たちが集まって、それぞれの想いを持って太鼓を打ちますが、それぞれの想いがひとつに重なり合い、音がひとつになり、最終的には演奏する側と観客がひとつになることが目標です。
 和太鼓にはそういう「人をひとつにする力」があると信じ、それを実現するために生活を共にしながら、トレーニングをしています。

読者の皆様に伝えたいこと、アピールしたいことをどうぞ
 2001年から始まった北米ツアーも8度目になりました。倭のパフォーマンスはきっとみなさんの「元気」になります!
老若男女、年齢性別国籍などまったく関係なし!
ぜひ、みなさんで、倭の「爆音」パフォーマンスを体感しに来て下さい!

貴重なお話をありがとうございました。カナダ公演楽しみにしています。

【倭−YAMATO カルガリー公演】
会場:Jack Singer Concert Hall
205 8th Ave. S.E. Calgary
日時:2月3日(水)午後7時30分
電話:403-294-7455

【倭-YAMATO バンクーバー公演】
会場:Queen Elizabeth Theatre
600 Block Hamilton Street, Vancouver
日時:2月6日(土)午後8時
ボックスオフィス: TicketsTonight.ca
1-877-840-0457
www.showoneproductions.ca

【倭-YAMATO トロント公演】
会場:Markham Theatre (171 Town Centre Blvd, Markham Ontario)
日時:2月27日(土)午後2時/午後8時
ボックスオフィス:(905) 305-7469
チケット:$59 、$64
www.markhamtheatre.ca

(2016年1月21日号)



 
 


 
 
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