新日系コミッティー初の「お正月会」
1,100人の来場者で大盛況!
日本の伝統的正月を楽しみ融合はかる


 「ふれてみよう日本の正月」──新日系コミッティー(NJCC)とトロント日系文化会館(JCCC)共催の「お正月会」は、1月24日(日)、JCCCで開催され、大勢の来場者でにぎわった。入場した人の数は、主催者側の発表によると、およそ1,100人だった。先着の子供100人にお年玉のプレゼントがあった。
 会館ロビーには、特設神社に通じる「参道」の両側に日本の祭りの縁日を彷彿(ほうふつ)させる出店が並び、神社前では巫女(みこ)さんたちが「おみくじはいかがですか」と呼びかけていた。


▲「おみくじで今年の運勢占いを・・・」


▲書き初め。今年のエト「申(さる)」にちなんで「さるどし」を書く


▲カルタ取り

 ゲーム室ではカルタ取りや百人一首、子供ひろばでは、子供たちが羽根つきやコマ遊びに興じた。お茶室では、裏千家の抹茶席が設けられた。JCCC図書館もオープン。商工会コートでは、書き初め、絵てがみのコーナーが人気を呼んでいた。この日は、全館にわたってフードの出店ブースが並び、それぞれ日本の懐かしい食べ物を味わう人たちの姿が見られた。


▲威勢よく「よさこいダンス」で開幕


▲お屠蘇(とそ)デモンストレーションでお屠蘇を供される来賓の中山泰則トロント総領事(左から2人目)


▲ぺったん、ぺったん。餅をつくジェームス・ヘロンJCCC館長


▲わっしょい、わっしょい!──若い女性たちが元気いっぱいお神輿(みこし)をかつぐ 


▲獅子舞の獅子にご挨拶(?)

 小林ホールでは、恒例のお屠蘇(とそ)の作法デモンストレーションが行われ、餅つきが披露された。若い女性たちがかつぐお神輿(みこし)が威勢の良い掛け声とともに会場を練り歩き、横笛の音色に合わせた獅子舞は子供たちの人気の的となった。


▲うらら民舞会「佐渡おけさ」


▲オハナフラ「ワイピオ・カノホナピリカイ」

▲トロント子供ミュージカル「この朝の光の中に」 ▲さくら会の舞踊「人形」



▲石井真美さんのフルート演奏「春の海」

▲Gerry McGoldrick さんの三味線「津軽曲弾き」 ▲前島達久さんの歌「峠越え」


 午後は「お正月演芸プログラム」が小林ホールのステージで繰り広げられた。よさこいダンス、舞踊、子供ミュージカル、フラダンス、津軽三味線、尺八演奏、フルート演奏などが披露された。

▲着物ショー・一月「羽子板」 ▲二月「豆まき」


▲六月「ジューンブライド」 ▲七月「ちょいと、お出かけ」


▲十一月「七五三」 ▲十二月「師走」


月毎に変わる年間着物ショーなどの出し物が次々と飛び出し、観客は大いに楽しんでいる様子であった。
 最後は「トロント歌声喫茶の会」による番組「みんなで歌おう」で、昔から伝わる「一月一日」(年の始めのためしとて〜♪)、おなじみ日本の唱歌「ふじの山」「ふるさと」「早春賦」などを会場の観客全員が大きな声で歌って幕を閉じた。

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▲ラシュトン美紀さん 

 新日系コミッティーの代表、ラシュトン美紀さんは、つぎのように語った。
「今年のお正月会は、去年、新移住者協会(NJCA)から新移住者コミッティー(NJCC)に変わって初めての催しです。今までのお正月会のやり方を継承して大事にしながら新味を加えていこうという方針で企画しました。私たち新移住者の子供(二世)と日系人の子供たち(三〜四世)がちょうど同じくらいの年齢で、言葉の問題もなさそうで、このイベントでお互いに融合しやすかったのではないかと見ています。今回は、日本に興味ある日本人以外のコミュニティーの方々も大勢来てくださって、お陰さまで1,000人を超える記録を達成することができました。これに気を良くして、来年も人々の融合を図っていくことを心がけたお正月会を開催したいと思います」

(2016年1月28日号)



 



 
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