オンタリオ州日本語弁論大会
初級・中級・上級・オープン各部門の出場者が熱弁


 第34回オンタリオ州日本語弁論大会は、3月5日(土)午後、トロント大学メディカルサイエンス・ビルディング内ホールで開催され、日本語を学ぶ大勢の若者たちが出場した。主催はオンタリオ州日本語弁論大会実行委員会、後援は在トロント日本国総領事館および国際交流基金トロント日本文化センター。また、この大会には多くの日系企業や団体・機関などがスポンサーとなって、素晴らしい賞品が提供された。

 カテゴリーは、初級、中級、上級、それにオープンの各部門に分けて競技が行われ、計36名の出場者たちが興味深いテーマについて熱い弁舌を披露した。


▲「平和への改宗」を論じるガージット・マンハスさん


▲「私と女系家族」と題してユーモラスなスピーチで会場をどっと湧かせたポール・リーさん


▲「言葉の力」をテーマにみごと最優秀賞を獲得したルンチ・ジャック・リーさん(ウオータールー大学)

 ジェームス・ティーセン審査委員長(ライアーソン大学准教授)はじめ5名の審査委員が審査した結果、入賞者が決まった。各部門の上位入賞は次の通り。

・最優秀賞/Grand Prize
「言葉の力」 初級の部1位
ルンチ・ジャック・リー(Runqi-Jack Li)
ウオータールー大学

・初級の部
・2位 「漫画家のように」
ファンギ・シュウ(Fangqi Xu)
トロント大学スカーボロ校
・3位 「一つのことを極める意味」
ディジェー・ライ(Dijie Lei)
トロント大学

・中級の部
・1位 「日本語と中国語の狭間で」
リリー・マクダーモット(Lily McDermott)
ヨーク大学
・2位 「坂口安吾と私」
マシュー・ザン〈Matthew (He) Zhang〉
ヨーク大学
・3位 「私たち二人の言語事情」
ヨン・キム(Yong Kim)
ヨーク大学

・上級の部
・1位 「私と母系家族」
ポール・リー(Paul Lee)
ヨーク大学
・2位 「四つ葉のクローバーを見つけた」
ジェイデン・ヤン(Jayden Yang)
ヒューロン大学カレッジ

・オープンの部
1位 「私は部分的に日本人なのでしょうか」
シャスティン・オオクボ(Kerstin Okubo)
トロント日本語学校

・各部門の1位入賞者は、3月19日(土)午後1時30分から5時30分までトロント大学で行われる「全カナダ日本語弁論大会」に出場する資格を得ることになる。

第27回全カナダ日本語弁論大会
The 27th Canada National Japanese Speech Contest
Sandford Fleming Building 1105
University of Toronto
10 Kings College Road, Toronto, Ontario


▲コンテスト終了後、入賞者と大会関係者が記念撮影(この写真はオンタリオ州日本語弁論大会実行委員会提供)

 なお、この日は審査の結果を待つ間、日本文化紹介プログラムが設けられた。「永田社中」の太鼓と三味線演奏、新納道枝(にいろ・みちえ)さん指導の日本舞踊グループの踊り、地元大学生たちによる歌やギター演奏などが演じられ、観客席から大きな拍手が送られた。

(2016年3月10日号)


 



 
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