日本と北米地域の青少年交流事業
「かけはしプロジェクト The Bridge for Tomorrow」
モントリオール市とケベック市を訪問


 日本国外務省が、日本と北米地域の青少年交流事業として実施しているかけはしプロジェクト「KAKEHASHI Project -The Bridge for Tomorrow-」に、2014年に参加した京都府立嵯峨野高校は、その後も独自にケベック州との交流を続けているが、今年も3月19日から3月27日の日程で8名(教員1名、JET〈ALT〉1名、生徒6名)がケベック市とモントリオール市を訪問した。


▲ケベック州議会訪問およびジャック・シャニオン・ケベック州議会議長(中央)を表敬訪問する京都府立嵯峨野高等学校の一行(写真提供=在モントリオール日本国総領事館)


▲ICAOを訪問し、広報部リーダー Anthony Philbin 氏(左)に英語で質問する京都府立嵯峨野高等学校の生徒たち(写真撮影=小柳美千世)

 京都府立嵯峨野高校一行は、ケベック市では、ロシュベル高校との学校交流、ラヴァル大学訪問、ケベック州議会訪問およびジャック・シャニョン・ケベック州議会議長を表敬訪問。モントリオール市では、市役所訪問およびラッセル・コップマン市会議員を表敬訪問、トラファルガー女子高校との学校交流、マギル大学訪問、国際民間航空機関(ICAO)の見学と、活発に交流事業を行った。また、在モントリオール日本国総領事館では、当地在住の日系関係者と意見を交換し親睦を深めた。

 生徒のひとり、國弘朝葉(くにひろ・ともは)さん(17歳=高2)は、「ケベックの建造物が、どれも趣が凝らされているのに感心しました。小さい頃から、日本ではどんな物にも“神”が宿っているので、粗末にしてはいけないと教えられてきました。そんな、生活に根付いている日本人の文化を、上手に現地の方との交流で伝えられたらいいなぁと思っています。また、自分は日本人として海外の方たちと交流する際に、礼儀とか相手を敬(うやま)う心とかを忘れずにいたいと思っています」と話してくれた。


▲3月16日に在モントリオール日本国総領事公邸で行われた神田外語大学とケベック大学の懇親交流会にて (写真提供=在モントリオール日本国総領事館)

 また、このグループに先立って、3月11日から3月17日には、神田外語大学から学生6名が当地を訪問している。
 滞在中は、ケベック州議会訪問およびジャック・シャニョン・ケベック州議会議長を表敬訪問、 ケベック州国際関係・仏語圏省を訪問したのをはじめ、同 KAKEHASHI Project に参加・訪日したケベッ ク大学モントリオール校(UQAM)の学生との交流し、日本語弁論大会視察、企業訪問(エイドス社)などを行った。

 3月16日には、KAKEHASHI に参加した UQAM の学生代 表と、元国費留学生、今年新たに日本へ旅立つ国費留学生とともに、倉光秀彰モントリオール総領事公邸で開催された懇親交流会に参加した。
 懇親交流会には、神田外語大学生6名と、同プログラムの一環で訪日したケベック大学モントリオール校の学生のうち代表6名、および引率教師の平井みさ氏,Claude-Yves Charron 教授と,元国費留学生,今年新たに日本へ旅立つ国費留学生らが招かれた。

〈 リポート・小柳美千世 〉

(2016年4月14日号)


 



 
(c)e-Nikka all rights reserved