【食べある記・モントリオール編】
食い道楽が満足できる「食の遊園地」
Le Richmond(ル・リッチモンド)


〈 Nico Fujita・記 / Coco Montreal 誌 〉

 春の到来に浮き足立つ心を思う存分解放できる場所、お探しですか? 食いしん坊の私がお勧めするのは、モントリオール市グリフィンタウンにある Le Richmond 。

 食関係の雑貨ブティック、デリコーナー、ワインバー、カフェ、レストラン、パーティースペースまで、食い道楽が満足できるすべてが揃う。まさに「食の遊園地」です!


▲大きな窓から明るい光が降りそそぐ(Photo:Emiko Payette)

 ポール・スシ、リュック・ラロッシュ両氏が共同オーナー。1889年に建てられたロフトを、華麗にかつスタイリッシュに仕上げた空間は、天井が吹き抜けで開放感たっぷり。道路沿い向かって左側のドアがビストロ・レストランへの入り口、右側のドアはブティック、デリコーナー、ワイン&カフェバーへと通じています。席数140+テラス席90がすべて埋まっても開放感は邪魔されません。

 イタリア北部のピエモンテ、ヴェネット、エミリア・ロマーニャ地方の料理やワインを店の特色としています。食材はできるだけ地元の新鮮なものを使用しつつ、そのほかの食材や雑貨は、個人輸入で直接イタリアなどから取り寄せています。


▲ブティックやデリコーナーは種類が豊富で迷うほど

 洗練されたお洒落(しゃれ)な雑貨コーナーには、食器、調理器具などが並べられていて、自分や友達への素敵なプレゼントが見つかることも・・・。日本のキントー社の製品も発見しました! (www.kinto.co.jp)

 雑貨コーナーの向かいには、焼き立てパンやパティスリー、オードブルや軽食にぴったりのデリコーナーがあります。大きなお皿にいくつか盛り合わせ、せっかくですから、種類豊富なワインリストの中からグラス1杯お供に選ぶのもよいですね。


▲野菜のスープはクリーミーで優しい味(Photo:Nico Fujita)

 レストランの方は、ぐっとシックな雰囲気。お洒落して出かけましょう。私がいただいた前菜は、セロリの根と人参のスープ。鮮やかな色に優しい野菜の味がきちんと出ています。


▲骨付き豚肉は上質肉の肉汁たっぷり(Photo:Emiko Payette)


▲ワインで煮込まれた鶏肉はやわらかでジューシー(Photo:Nico Fujita)

 お勧めは肉料理です。骨付き豚ロースのグリルや鶏肉のワイン煮は、かなりのボリュームながら、上質の肉そのものを味わっているうちにぺろりとたいらげられそう。

 春の訪れを Le Richmond で美味しくお祝いしましょう。Bon appetite !

Le Richmond
377 Rue Richmond, Montreal
514-508-8749
http://lerichmond.com/

(2016年4月28日号)



 



 
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