【沖縄にいらっしゃい!】
翁長雄志沖縄県知事一行がバンクーバー訪問
今年10月開催「世界のウチナーンチュ大会」をPR


〈 リポート・妹尾 翠 〉

 今年10月に沖縄で「第6回世界のウチナーンチュ大会」が開催されるが、それに先立ち大会のPRのため翁長雄志(おなが・たけし)沖縄県知事一行がバンクーバーを訪れ、バンクーバー沖縄県人会友愛会との交流会に出席するとともに大会の説明会を行った。【編集部注】ウチナーンチュとは、沖縄語で「沖縄の人」を意味します。

 「世界のウチナーンチュ大会」は、海外に暮らす琉球民族を先祖に持つ人々、つまり琉球外国人が、約5年ごとにふるさとの沖縄県に集い、絆(きずな)を深めていこうという狙いを定め、1990年に第1回大会を開催している。


▲バンクーバー市内ヒルクレスト・コミュニティーセンターに到着した沖縄からの翁長雄志(おなが・たけし)県知事一行


▲翁長知事(左)を迎えるバンクーバー沖縄県人会友愛会の奥間トーマス会長(右)


▲会場入り口では沖縄太鼓で歓迎

 バンクーバーでの交流会は5月13日(金)、市内のヒルクレスト・コミュニティーセンター(HCC)で行われた。沖縄側から扇長知事、県関係者、大会関係者、メディア関係者の13名、それに地元の沖縄県人会友愛会メンバー約120名が一堂に集まり開かれた。

 友愛会会長、奥間(おくま)トーマス氏の司会で、沖縄からの来客紹介、乾杯、食事に続き、子供太鼓グループの演奏、第5回世界のウチナーンチュ大会(2011年開催)のビデオ鑑賞、大会の概要説明、第6回大会テーマソング披露、扇長知事より友愛会へのギフト(寄付)寄贈などが行われた。交流会は、終始、和やかな雰囲気の中で進行、友愛会メンバーと扇長知事との記念撮影なども行われていた。


▲交流会の会場風景


▲子供たちも翁長知事とご挨拶


▲にこやかにスピーチをする翁長知事


▲沖縄太鼓グループの子供たちと記念写真。後列中央は翁長知事、後列左端は奥間トーマス友愛会会長


▲ヒルクレスト・コミュニティーセンター内の施設を視察する翁長知事。ビデオセクションには日本の古いDVDもたくさん

 今回のハワイと北米西部訪問について、翁長雄志県知事よりお話を伺った、
「今回は今年秋に開催されるウチナーンチュ大会のPRのために5月9日に日本を出発して、ハワイ、ロサンゼルスを訪問し、12日の晩にバンクーバーに着きました。14日からワシントンDCに向かいますが、この4都市を回り5月18日に帰国します(日本着は19日)。
 現在、移民世代の子孫も含め、海外には約40万人の沖縄県系人がいると言われています(沖縄県は広島県に次いで海外移住者が多い)。ブラジル15万人、ハワイ5万人、アルゼンチン、ペルーなどにもたくさんいます。バンクーバーには115家族(約350名)おられます。
 今回ハワイでは沖縄会館に500名ほどの県人が集まりましたが、今年の大会には70%くらいの人たちが参加したいと言っていました。前回はハワイから1,000名、ブラジルから1,200名、北米からは3,000名以上が参加していますから、県人会との交流を通して、さらに多くの方にご参加いただくよう、積極的に大会への参加を呼びかけていきたいと思います。カナダからも多くの方々の参加を期待しています」

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2016年度「世界のウチナーンチュ大会」

〈日時〉
10月26日(水)前夜祭パレード
27日(木)〜30日(日)

〈場所〉
沖縄セルラースタジアム那覇を中心に開催

〈大会目的・内容〉
世界各国に住む県系人が母県「オキナワ」に集い、そのルーツ、アイデンティティーを確認するという他県に類を見ない沖縄県独自の一大イベントである。今年の大会は、ウチナーネットワークの持続的な発展と次世代への継承とともに、沖縄独自の文化や風土、歴史、いわゆるソフトパワーを国内外に発信し、その魅力と可能性を活用して沖縄の未来を切り開いていくことを目的として開催。
期間中は県内各地でスポーツ・文化芸能などさまざまなイベントが開催される。
沖縄に住んでいる人々と琉系外国人たちの交流が盛んに行われる。

詳細はウェブサイト参照。
http://wuf2016.com/jp/

(2016年5月19日号)



 



 
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