【カナダ観光シリーズ】

大自然に触れる旅
ニューファンドランド&ノバスコシア(その3)
ハイキングやロブスターを満喫!


〈トロント 松井祐実・記/ 写真撮影:Richard Severin〉

 ニューファンドランド島からのフェリーがノバスコシア州ノースシドニーに朝7時ごろ到着。朝食を取った後、観光地として知られるケープブレトン島のカボットトレイル(Cabot Trail)シーニック・ドライブコースを車でゆっくり走る。きれいな景色が目にとまると、いろいろなところで車を止めて観賞したり、写真を撮ったりした。


▲カボットトレイルの高台からの景色。北米でもっとも美しいドライブコースといわれる


▲カボットトレイルを車で走っていたときに立ち寄った海岸

 ここカボットトレイルはドライブコースとしてとてもお勧めで、北米一美しいドライブコースと言われるだけあり、景色は抜群である。ドライブ以外にもたくさんのハイキングトレイルも存在する。10分程度の簡単なものから2〜3時間の長いコースと、さまざまである。


▲ホワイトポイントの B&B の裏手にあるハイキングトレイル。地元の人しか行かない秘境中の秘境である


▲ケープブレトン島の最北端、ミートコーブからの景色

 私たちはこのカボットトレイルを海岸線に沿って北上し、ホワイトポイント(White Point)という場所にある B&B に1泊する。

 B&B 到着後、私たちはさらに北上しケープブレトン島の一番北に位置するミートコーブ(Meat Cove)までドライブする。距離はそれほどないと思ったのだが、曲がりくねった山道でもあり、途中から雨も降り出し、片道2時間近くかかってミートコーブに到着する。
 ノバスコシア州最北の場所なのでさぞかし良い景色が眺められるのかと思いきや、景色のいい部分はロープで囲まれキャンプサイトになっていて入ることができず、私たちを含め何人かの人はがっかりして帰っていった。

▲ハイキング中に見た鷲(わし)。獲物を狙っているのか鋭い目 ▲ホワイトポイントには数羽の鷲が決まった時間にやってくるらしい


 B&B に戻って夕食を取り、食後の散歩で、B&Bのすぐ裏手にあるハイキングトレイルへ行ってみることにした。ホワイトポイントは小さな漁村で人口も多くはなく、まさに知る人ぞ知るといった場所である。
 次の日の朝、朝食後にもう一度このハイキングトレイルへ行ってみる。たくさんの鳥たちが小さな島に集っていて、すぐ脇には鷲を見ることができた。


▲「スカイライン」というハイキングトレイルから眺めた素晴らしい景色

 ホワイトポイントから今度は反対側にある小さな村マーガリー(Margaree)に宿泊する。その途中、ハイキングトレイルの一つで、とても人気のあるスカイラインへ行ってみることにした。人気があるのがうなずけるほど、たくさんの車が駐車していた。

 ここはほとんど平坦で楽なハイキングコースなので、子供でも問題ないコースである。約2時間から3時間のコースで、素晴らしい絶景を眺めることができる。崖ぶちまでの道のりの間に、運がよければムースや野生の動物を見ることができるそうだが、たくさんのハイカーがいる中ではどんな動物も出てくる気配はなかった。


▲スカイライン。ボードウォークになっているので歩きやすい。ここはテレビなどのコマーシャルに使われたりするそうだ

 海が見られる場所に到着すると、高台から下の下までボードウォークが続き、感激するぐらいの景色が堪能できる。このスカイラインはコマーシャルにもたびたび使われるそうで、それもうなずける。

 ハイキングを楽しんだ後はマーガリー村まで3時間ほどかかって移動をする。宿泊先には3時30分頃に到着。その後、夕食へ出かける。夕食はノバスコシアに来たならば1度は食べたいロブスターディナーへ。

 前もってネットで見つけたバデック(Baddeck)という町にあるレストラン「バデック・ロブスター・サパー」。午後4時からのオープンだが、早めに行かないと混むと書かれてあったので、4時30分頃に到着する。まだ、たくさん席が空いていたので窓際の席にする。


▲レストラン「バデック・ロブスター・サパー」のロブスター。これで1人分のサイズ。食べごたえ十分である

 ロブスターは1.5パウンドの大きさ、それにティービスケット、シーフードチャウダー、ムール貝はお替わり自由の食べ放題とサラダ、デザート、飲み物1杯とコーヒーまたは紅茶が付いて一人36ドル+税金ととてもリーズナブルであった。私たちはティービスケットを3回、ムール貝バケツに3杯、シーフードチャウダーを2回お替わりした。

 ロブスターは大きくて美味しく、シーフードチャウダーは具たくさんで満足。ムール貝も普段私はあまり好きではないのだが、ここのはスチームされたものがアツアツで新鮮なうちにサーブされるので、バターソースと共にとても美味しくいただけた。

 午後6時を過ぎるとすでに満席になっていて、結構な人が並んで待っていた。サービスもとてもよく、最後のデザートもホームメードで4種類から選べる。最初から最後まで満足のいくディナーであった。〈次号につづく〉

(2016年6月2日号)



 



 
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