【食べある記・モントリオール編】
庶民的メニューで本物が味わえる
イタリアン「ARTE & FARINA」


〈 Nico Fujita・記/Coco Montreal 誌 〉

 「Chi trova Arte & Farina trova un tesoro」・・・イタリアの諺(ことわざ)をもじって今の気持ちを表現すれば、「Arte & Farina に巡り逢えた人は宝を手に入れたのと同じ」。

 今回の Bon appetit は、お手軽に、でも、ちゃんと美味しいものを味わいたいという我々の強い味方になってくれる救世主、イタリアンをご紹介します。


▲茶目っ気たっぷりのミルコ・ダガタ・シェフ

 カウンター中心の小さなお店。でも、そこから出てくる食べ物の美味しさは、無限大に広がっています。モントリオール市のオンタリオ通りに2015年11月にオープンした「Arte & Farina」をすぐさま人気店に押し上げたのは、パン類担当のミルコ・ダガタ・シェフと、お菓子類担当のサンドロ・カルペネ・シェフ。

 イタリアの著名なパン職人ジャンフランコ・ファノラに師事したミルコ・シェフと、「Buonanotte」や「Travaglini」で経験を積んだサンドロ・シェフ共通のモットーは、地元ケベックの新鮮な食材を用いつつ、本場イタリアの食材も必要に応じてイタリアから輸入し、イタリア伝統の味を最高品質で提供することです。

 最高品質で提供されると聞いて、ひるむことなかれ。お店のユニークな特徴は、メニューがいわゆる「ストリート料理」なこと。道端で口いっぱいほおばって食べられる、庶民フレンドリーなメニューが勢揃いです。

▲じゃがいものフライは意外に軽い口当たり ▲グリッシーニに生ハムを巻いて


▲アーティチョークのピザ ▲シンプルな組み合わせゆえに材料の質がものをいう


 パン類では、その日の市場の状況でトッピングが変わる、新鮮な材料がふんだんに使われたピザ。揚げ皮が香ばしいジャガイモのフライ。揚げたてのグリッシーニ(Grissini)には、イタリアから届いた生ハムのプロシュットを巻いて食べるのがイタリア風。


▲イタリアの代表的スイーツ、ボンバ(同店のサイトより)

 お菓子類では、定番のカンノーロ(Cannolo)、クリームたっぷりのボンバ(Bomba)などイタリアの伝統菓子が目白押し。本場のエスプレッソに合わせるなら、チョコ入りビスコッティが断然お勧め。

 訪れるたびに新しいイタリア体験。初夏の太陽と「Arte & Farina」の劇的なマリアージュを満喫しましょう。Bon appetite !

Arte & Farina
1256 rue Ontario est, Montreal
514-999-8922
毎日営業。午前9時−午後6時
www.artefarina.ca

(2016年6月16日)



 



 
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