【食べある記・モントリオール編】
ちょっぴりぜいたくなホテルのランチ
ソフィテルのレストラン「RENOIR」


〈 Nico Fujita・記 / Coco Montreal 誌 〉

 夏も終わり、紅葉のシーズンを迎えるにはまだ残暑が厳しい中、ちょっぴり贅沢(ぜいたく)にホテルでのランチはいかがでしょう。


▲都会の喧騒(けんそう)とは無縁のテラス席


▲ゆったり過ごす午後のひとときにぴったり

 モントリオールのダウンタウンにありながら、リゾート滞在気分が味わえるホテル・ソフィテル1階のフレンチ・レストラン「ルノワール」。車通りの激しいシェルブルック通りから階段を4段上がれば、太陽色のパラソルに囲まれ、緑の芝が広がる別世界のテラス席。


▲野菜のクスクスは味わい深く、しかもローカロリー


▲ケサディーヤのとろけるチェダーチーズは最高

 シェフのオリヴィエ・ペレ氏(Olivier Perret)はフランスのブルゴーニュ出身。食文化豊かな同地域の農園市場を知っているだけあって、ペレ氏のお料理は最高品質の食材を、鮮度の高いまま使うのが特徴です。

 カロリー控え目の健康メニュー、野菜クスクスは、ズッキーニやトマトなどの野菜にグレープフルーツ、ドライレーズン、アーモンドが足され、カラフルな色合いは日差しを受けてさらに輝きます。チェダーチーズふんだんなケサディーヤも、太陽のごときプレゼンテーション。元気をくれる美味しさです。


▲デザートシェフ、ローラン・デルモンテ氏とアイスクリーム

 じつは私の密かなメインディッシュは、デザートのアイスクリーム。デザートシェフ、ローラン・デルモンテ氏(Roland Del Monte)は、南仏ボルム・レ・ミモザのご出身。フランス国家最優秀職人章を授与された大スターです。日本にも2度招待されています。このデルモンテ氏が手掛けたソルベとアイスクリームは、今年5月から売り出されたばかり。


▲濃厚なチョコレートは大人気

 ソルベはいちご、フランボワーズ、レモンの3種。レモンの自然の酸味やフランボワーズの豊かな風味がうれしい爽快感満載です。アイスクリームは、バーボンタイプのビーンズが贅沢に使われたバニラ、クリーミーなヘーゼルナッツ、ケベックらしくメープルシュガーが使われているピーカンナッツ、そして王道のチョコレート。全種類制覇したくなる美味しさです。

 テラスでの美味しいひととき、ご堪能あられませ。

「冷たいって君は言うが、そこに味があるんだよ」 イワン・ツルゲーネフ

〈Renoir〉
1155, rue Sherbrooke W
514-788-3038
http://fr.restaurant-renoir.com

(2016年9月8日号)



 



 
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