「朝日」の遠征チームとアダルトチーム
バンクーバーでレガシーゲーム開催


 9月5日、2017年アサヒ遠征チームとアサヒ・アダルトチームのレガシーゲームがバンクーバー市内のナナイモ・パークで開催された。

 アサヒ遠征チームは2017年に日本遠征を行うため、15〜16歳の選手15名が選ばれ、すでに強化練習が始まっている。今回の試合は先人のアサヒメンバーをたたえることと、アダルトチームの甲子園出場体験を持つ選手たちに野球の技術やマナーを学ぶ目的もあった。


▲アサヒ遠征チーム(後列右から2人目は岡井朝子バンクーバー総領事)


▲アサヒ・アダルトチーム(後列右から2人目は岡井総領事)

 新朝日チームの発起人の一人、そしてゼネラルマネジャーの小川学さんは次のように説明する。
 「今年NPO(非営利団体)となり、内部もますます充実してきて、アサヒチームは現在選手と応援団を入れると130名以上のメンバーとなります。でも、そうなると練習場確保のためはもちろんですが、保険など直接ゲームに関係ないものにもお金がかかってきますから、ファンクラブも必要です。『バンクーバー朝日』の映画化もあって、最近は地域の人々の間で子供に日本の野球を学ばせたいという要望が多くなっています。
 先人の方たちの野球と向き合う姿勢が感銘、共感を集めているようです。それゆえ現在のメンバーは日系のみでなく、一般にも窓口を開いており、練習はだれでも受け入れる態勢となっています。ただし選抜戦や遠征などは別ですが・・・。とりあえず、子供たちが楽しめること、楽しみを肌で感じてもらえるような方向で持って行っています。
 来年の遠征に関しては、まだ詳細は出ていませんが、横浜(神奈川県)、天理(奈良県)、大府(おおぶ=愛知県)などで7試合を予定しています。遠征初回の2015年は国際交流が目的でしたが、これからはやはり勝つことが第一の目的となるでしょう」


▲ナイスピッチング! 岡井朝子総領事による始球式


▲アダルトチームの攻撃


▲アサヒ遠征チームの攻撃

 試合後の報告が届いたので、内容を紹介する。
「試合結果は17−7でアダルトチームが昨年に続き勝利。序盤、アダルトチームのちょっとした乱れもあり大量得点を許したものの、序盤、完全に抑えられていたアダルトチームの打線が中盤になって爆発、同点に追いつき終盤までに大量得点で逆転勝利。日本遠征チームも日本遠征に向けての良い意味での課題づくりとなり、また、アダルトチームは若い力に負けぬ維持強化を再確認することができました。
 先日トロントに10日ほど滞在した際、トロント日系文化会館の柔道クラブで一緒に汗を流したのですが、柔道場の入り口の一面の壁に Asahi の写真や選手の写真などがトヨタ自動車の協賛で展示されていました。当クラブもバンクーバーだけでなくカナダ全土に広がりを持っていける活動となるよう頑張りたいと再確認しました」
 日系人の魂として育ってほしい。

〈 リポート・妹尾 翠 〉

(2016年9月15日号)


 



 
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