「MUJI無印良品」カナダ3号店オープン
ヨークデールショッピングセンター内
立地に合った豊富な新アイテムを充実


 2014年11月にトロントダウンタウンのイートンセンター近くに第1号店、2015年11月にミシサウガの中心地、スクエアワンに2号店、そしてこのたび、10月18日にトロント市内では一番大きなショッピングセンター、ヨークデールに3号店をオープンした「MUJI無印良品」。堅実にカナダでの地盤を固めている。


▲ヨークデールショッピングセンターにオープンした MUJI 無印良品

 シンプルなデザインと良質、かつリーズナブルな値段で日本をはじめ世界中でその名前が知れわたっている「MUJI無印良品」。ちなみに日本国内の店舗数は420、海外は28カ国390で合計810店舗に及んでいる。ヨークデール店はショッピングセンターの東側、新しく建設されたエリアにあり、すぐ左側に「ユニクロ」が同時期にオープンしていっそう目立つ存在になっている。


▲鏡割りを行う(右から)松崎暁社長、Oxford Properties 社 Brad Jones 上級副社長、中山泰則トロント総領事、秋田徹 MUJI CANADA 社長

 10月21日(金)に同店の公式オープニングセレモニーが盛大に行われた。中山泰則トロント総領事、日本から来加した松崎暁(まつざき・さとる)無印良品社長、MUJI CANADA の不動産を担当している Oxford Properties の Brad Jones 上級副社長、秋田徹 MUJI CANDA 社長による挨拶のあと、鏡開きが行われた。
 MUJI ヨークデール店はこれまでの2店の中では一番大きく(ミシサウガ店の2割増、6,375スクエアフィート=約180坪)、そのぶん商品アイテムも増えた。


▲カナダ初の刺繍コーナー。後ろのコンピューター 機を操作してお客の注文に応じたデザインを刺繍する。説明をしている男性は当日の司会者、橋本昌幸さん


▲刺繍コーナーの刺繍サンプル

■好みのデザインが選べる刺繍コーナー
 MUJI のシャツやハンカチなどに好みのデザインを選んで、その場で刺繍(ししゅう)をしてくれるカナダ初の刺繍コーナーが登場した。デザインはカナダ限定の12種のほかに季節に合ったもの、文字など多岐にわたる。  

▲ヨークデール店にしかない刺繍のカナダ的デザインサンプル ▲クリスマスギフトにぴったりの刺繍デザイン




▲デモンストレーションで作製してくれたビーバーの刺繍 ▲ハロウィーンのデザインも・・・


 刺繍の追加料金はグラフィック(メープルリーフやビーバーなど)$3〜5、文字は10文字まで$5(追加は1文字につき50セント)と、リーズナブルな値段に設定されている。刺繍作製にかかる時間は5分前後。コンピューター制御の刺繍機を稼働させて作るので、割合、短時間で完成する。

▲人気のマシュマロコーナー。チョコ、イチゴゼリー入りマシュマロ。上段には綿菓子を詰めたパッケージ ▲日向夏(ひゅうがなつ)と抹茶の飲み物


■ぐっとアイテムが増えたお菓子部門
 お菓子部門は、ミシサウガのスクエアワン店に食品部門が登場して注目をあびたが、ヨークデール店ではさらにアイテムを増やして特に女性に人気がある。中でも一番人気はマシュマロ類で、中にチョコやイチゴゼリーが入っているなど目新しいのが受けている。綿菓子をコンパクトに詰めたものもある。

 宮崎県の名物、日向夏(ひゅうがなつ)や抹茶の飲み物、黒豆茶をはじめ各種ティーがそろっていて健康志向タイプの人に好まれそうだ。


▲充実したお菓子コーナー。キャンディー16種が新発売

 このほか、ゼリービーンズ、卵黄ボーロ、フルーツスティックキャンディー、黒糖キャンディーなど、郷愁をそそる懐かしい味のお菓子が加わった。


▲カナダならではのイラストが特色の子供用Tシャツやキッズファッション

■カナダ限定デザインの子供用Tシャツ、など
 リスやクマ、ビーバー、ウサギなどをあしらった子供用Tシャツをはじめ、一般の子供服を充実させ、ファミリー客に便宜をはかった工夫がうかがえる。

▲根強い人気の文房具コーナー ▲文字がはっきりして見やすい時計



▲購入した商品に自由に押せるスタンプ類は種類が倍増

 従来の固定人気がある文房具、クッション、クッションソファ、キッチン用品、スリッパ、寝具、化粧品など、バラエティーに富んだ商品そろえは見て回るだけでも楽しませてくれる。
 また、店内のほぼ中央に購入した商品にスタンプを押せる特大スタンプテーブルが置かれていて、人目をひく。

■スタイリング・アドバイザー&インテリア・アドバイザー
 ヨークデール店の特色のひとつに、スタイリング・アドバイザーやインテリア・アドバイザーがお客の要望に応じて相談にのってくれることがあげられる。スタイリング・アドバイザーはその人に似合った洋服の組み合わせを指導してくれる。
 インテリア・アドバイザーは3Dシミュレーションを使ってインテリアの例をあげ、収納などのアドバイスもしてくれる。

 最後に、秋田徹 MUJI CANADA 社長は客層について、「トロントダウンタウン店は年齢の若い層が多く、アジア系の人が多いです。ミシサウガ店はインド系などアジア系と白人層が半々、ヨークデールは白人層が7割くらいで、しかもリッチなお客さまが多いですね。店もそうした客層に対応して行くことが大事になります」と、語った。

 さらに無地良品の松崎暁社長はカナダでの今後の展開について、「トロント以外、新しい都市への出店を考えています。一番可能性のあるのはバンクーバーでしょう。時期はまだはっきり言えませんが・・・」と話してくれた。

MUJI無印良品ヨークデールショッピングセンター店
◎場所:3401 Dufferin St. (Yorkdale New Expansion Unit 529)
◎営業日時:月〜金曜午前10時〜午後9時、土曜:午前9時30分〜午後9時、日曜:午前11時〜午後7時

www.muji.com/ca/

〈リポート・いろもとのりこ〉

(2016年10月27日号)



 
 


 
 
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